90年代(特に前半)のHous Musicを語る時、絶対に外せないのが「赤レンガ」でお馴染み、N.Y.発のレコード・レーベル「Strictly Rhythm」。ここから発信されるサウンドはとにかくDeepでBlack。ボーカルものを中心とした「青レンガ」を好む人もいますが、自分はヤッパ赤レンガ。まあ、基本赤青問わず地味なんですけど(笑)。
今日の曲は初期の同レーベルを支えたDJ/Producer「Wayne Gardiner」のプロジェクト、「Logic」の超名曲。これぞN.Y.アンダーグラウンド!…House Musicの真髄…等と思いながら自分もN.Y.でプレイしてるつもりでよく使わせてもらいました♪
でもね、地味なんですこの曲。否、このレーベル中ではむしろアガッてる方だと思います。まあ、当時の金沢じゃ早すぎた感があったののは事実。それを少しでも何とかしたい…DJのエゴかもしれませんがね。受けませんでした…シミジミ
冒頭、ボソボソと何か呟いています。ちょっと重い内容です。興味ある方は自分で訳して下さい。
———————————-
The warning.
Phase 1.
The seed is planted
when opposites attract.
Can you dig it?
It takes the physical
to create the physical.
Phase 2.
The flower blossoms through
what seems to be a concrete surface,
ie. greed, racism, insanity,
physical and social handicaps.
These are the things
that mob the flower.
Red rose or black rose;
no in-between.
Phase 3: The Judgement.
If it were to fall upon you today,
which flower would you be?
The red rose or the black?
This is the warning.
———————————-
タイトル通り社会に投げかける「警告」です。今じゃこんな曲はダンス・フロアで聴くことは殆どありませんが、House Music創世記は割と多かったな。でも冒頭だけなので、(曲を)繋ぐ派の自分としてはこの「警告」をフロアで流す事はなかったです。
N.Y.産と言いつつ、ちょっとシカゴ・ハウス臭(良い意味です)が漂ってきたり、重いけど暖かいベース、心地よいストリングス、目が覚める鮮やかなトランペット…こんなのよく作れるな~。今聴いても関心します。ダンス・フロアの大クラシックです。ジャンル問わず聴いて欲しい曲です♪
Logic – The Warning [Strictly Rhythm:1990]