1970年代初期を代表するDisco・Funkバンド、「Crown Heights Affair」のメンバーを中心として結成された「Unlimited Touch」は、当時のディスコ・ブーム終焉後を担うバンドとしてN.Y.で結成されました。
しかしこのバンドは、マネージメントとレーベルとのいざこざに巻き込まれ一度
解散しますが、その後N.Y.屈指のダンス・ミュージック・レーベル、「Prelude Records」から数多くの曲をリリースすることとなります。
数ある「Unlimited Touch」の曲の中でも自分はこれを特に気に入っていて、格別な思いでいつも聴いていました。ディスコとR&Bサウンドを取り入れた都会的な音は正に「アーバンソウル」という言葉がピッタリで、それに加えてキャッチーなメロディがずっと脳裏でループする日本人にとって親しみやすい楽曲だと思います。
もう一つ特筆すべきは、70年代後半から現在までダンス・ミュージックの最先端で活躍し続ける偉大なるDJ、「Francois K.」がこの曲のミキサーとしてクレジットされている事です。
かつてフランスからやってきたドラマーが、DJ/Producerとして名門レーベルのA&Rとなり未だに現役として世界で活躍しているなんてホントに素晴らしい事だと思います。
何だか最後はフランソワ・マンセーになってしまいましたね（笑）。
ではまた～♪
Unlimited Touch – I Hear Music In The Streets [Prelude Records:1980]