モテたい!
男はいつもそう思ってるもんです。「オレはそんな事ないよ」って言ってるヤツなんて特にね。でもね、世の中って不公平なんです。何処かに偏っちゃうんですよね(涙)。
今日の曲は「The Persuaders」が1973年にリリースしたR&Bチューンのカバー。オリジナルはかなりマッタリしていますが、自分はモテない男で、ウジウジしてて、世の中不公平だ!ってのをこれでもかって訴えてる曲。
The Persuaders – Some Guys Have All The Luck
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Some guys have all the luck
Some guys have all the pain
Some guys get all the breaks
Some guys do nothing but complain
誰かが全部運を持ってるんだ
誰かに全ての痛みが伴ってる
誰かに幸運がなだれ込んで
誰かが文句しか言えないんだ
Alone in a crowd on a bus
after working, I’m dreaming
仕事が終わり、1人バスに乗って
夢見てるんだ
The guy next to me has a girl
in his arms, my arms are empty
隣の男の腕の中には彼女がいる
でもオレの腕には誰もいない
How does it feel when the girl
next to you says she loves you?
もし隣の女の子が「あなたの事好き」って
言ったらどんな気分なんだろう?
Seems so unfair when there’s love
everywhere but there’s none for me
不公平だよ
愛って何処にでもあるものでしょ?
でも自分にはそれが無いんだよな
Some guys have all the luck
Some guys have all the pain
Some guys get all the breaks
Some guys do nothing but complain
誰かが全部運を持ってるんだ
誰かに全ての痛みが伴ってる
誰かに幸運がなだれ込んで
誰かが文句しか言えないんだ
Woo woo woo
Woo woo woo…
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業界屈指のモテ男で、(当時)既に富&名声を兼ね備えているStewartがこの様な曲を歌うと嫌味な感じがしそうですが、全然そんな事なくて、むしろそのギャップが面白くて、Rod師匠を益々リスペクトしてしまったのは自分だけじゃないと思います。
師匠のバージョンは軽快な8ビートでかなりポップな仕上がり。オリジナルと違ってサラッとした音になっているので、女々しさや愚痴満載なこの曲を軽く、そして何だか前向きな曲にしてくれています。
で、自分はどうなの?
私ですか?
富も名声もありませんが思いは同じです。幾つになっても男はこうでなくっちゃね(笑)。
2016年6月10日、英国政府により、Stewartにナイト爵位が授与されることが発表されました。御年73歳で未だ現役。本当にカッコイイです♪
Rod Stewart – Some Guys Have All the Luck [Warner:1984]