「七色の声を持つ歌手」として、正式にアルバム「She’s So Unusual:1983年」でデビューしたLauperは既に30歳でした。彼女は所謂遅咲きのスターなんです。
まあ歳なんて関係ないんだけどこの頃同時期に正式デビューした「Madonnna」とよく比較されてました。両者共デビュー当時、頭の固い批評家の間では結構ボロクソ言われてましたね。
でもね。両者共結果を出すんです。特に最初はLauperの方売れていて、彼女が先に全米1位に到達しました。それが今回聴いてもらう「Time After Time」。
この曲はキーボードの「Rob Hyman」との共作で、PVは自分のことを映像にしてる様です。出演者もLauperの母親、マネージャー兼彼氏の「デビッド・ウルフ」や彼女のよき理解者「ルー・アルバノ」等が出演しています。
ちょっと寂しい曲ですが彼女の代表曲ですね。しかも数多くのアーティストに
よって世界のスタンダードになってます。
「Cyndi Lauper」と言えば非常に親日で、何度も来日してくれてます。特に印象に残るのは、阪神淡路大震災の被災者への寄付とその後の再来日。そして、東日本大震災の直後、他の海外ミュージシャンが日本での公演を中止、キャンセルし、彼女自身もレコード会社から帰国するよう言われていたにも関わらず、予定通りコンサートを行い、しかも会場でチャリティのための募金を呼び掛け、ライブをチャリティイベントにした事です。
その他、世界的にいろんな慈善活動を行ってくれています。素晴らしいアーティストです。「本当にありがとう」。いつもそう思っています♪
Cyndi Lauper – Time After Time [Portrait:1983]