歌よし、顔よし、頭よし。三拍子揃いも揃いも揃った才女、「Alicia Keys」のデビューアルバム「Songs in A Minor:2001年」からの1stシングル。つまりはデビュー曲がこの曲。
こんな彼女ですが幼少の頃、2歳で両親が離婚(現在は復縁)。母親と幼少期をN.Y.ヘルズ・キッチンで過ごし、ここでクラシックからジャズまで幅広い音楽を学びその才能を開花させます。
その後16歳で地元の高校を首席で卒業し、名門コロンビア大学に入学するも音楽活動に専念するため4週間で中退したのは有名な話。
そしてあまり知られてませんが、Keysは1996年にR&Bを中心とした音楽レーベル、「So So Def Recordings」と契約し、デビューしますが、あまりパッとせず契約を終えました。
私が彼女を知ったのはこの後、この曲。まあ殆どの人がそうだったと思いますが、初めて聴いた時の衝撃は凄かったな。「次のグラミー賞は彼女が中心になる。凄い事になるぞ!」私はそう確信し、現実となりました。
「第44回グラミー賞:2002年」でKeysは、新人賞、最優秀楽曲賞の主要2部門の他、最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス賞最優秀R&B楽曲賞、最優秀R&Bアルバム賞の5部門を獲得。
「Songs in A Minor」は世界中で1200万枚の売り上げを記録したのです。その後の活躍は説明不要ですね。
現時点で彼女のアルバムの累計セールスは世界中で3000万枚以上、グラミーも10個獲得。「第47回スーパーボウル:2013年」で国歌斉唱を努めました。素晴らしい活躍です。
そういえば Keys は昨年5月に突然、「自分の全てを隠したくないから、メイクを止める」と宣言し、同年8月28日にN.Y.で開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワードにもノー・メイクで登場して大きな注目を集めました。
一部の人々から「マスカラ位しろよ」とか、「やり過ぎ」との批判を浴びましたが、「みなさん、私はメイクをしないことにしたけれど、だからといってメイクに反対してるわけじゃないんです。」と大人のツイ民対応(with 投げキッス)。
やっぱ、ノー・メイクがいいな!
改めてそう思いました。
ではまた~♪
Alicia Keys – Fallin’ [J Records:2001]