イスラエル出身のスーパースターDJ、「Guy Gerber」の名を世界に知らしめた超特大のクラブ・ヒット。
Gerberは「Joy Division」、「Sonic Youth」「My Bloody Valentine」、「The Beatles」等の様々な音楽を聴いて育ち、次第にクラブ・サウンドを創造するセンスを磨き上げました。
実はこの曲がブレイクする前からGerberは「Danny Tenaglia」、「John Digweed」、「Sasha」、「Sven Vath」といった世界の名だたるDJにそのプロデュースのセンスを認められサポートされてきました。
まあ、知ってる人には当たり前の事実ですがそれでも本曲「Stoppage Time」が当時のクラブ・シーンにもたらしたインパクトは凄まじいものがありました。
この曲は敢えてジャンル分けすると、「Proressive House」です。ちょっと「Techno」寄りしてますけど。
この頃、ダンス・ミュージック・シーンは「Proressive House」全盛期と言っていい程このジャンルが隆盛を極めていましたが、「Stoppage Time」はこのジャンルを超えてDJ達に愛され、プレイされたことで、世界的なヒットとなったのです。
これ程のヒット曲になれば当然リミックスもリリースされています。「Dave Gardner」、「Tom Mangan」、「Reshuffle」、「Danton Eeprom」、「Sahar Zangilevich」、「Osamu M」…どれも素晴らしいリミックス・ワークです。
この聴くと今から11年前の2月に、この曲のリミックス・リリース・ツアーで東京から「Osamu M」に金沢に来てもらった事を思い出します。
2月某日。何故かこの日にピンポイントで大雪になって飛行機の到着に不安があったんですが、無事到着。悪天候にも関わらず沢山のクラウドとオサム君のプレイが最高の夜を演出してくれました。ありがとう、オサム君。ずっとご無沙汰だけど、ゴメンね。
という感じで「Stoppage Time」紹介させて頂きました。沢山のリミックスの中で今回聴いてもらうのはインパクトという意味では多分一番印象に残るバージョンです。かなりキテますよ。聴かないと損です。
ではまた~♪
Guy Gerber – Stoppage Time (Max Graham Sidechain Mix)