「Michael Jackson)以下MJ」が「Quincy Jones」と共に制作した3作目であり最後の作品となったアルバム「Bad」からの第7弾シングルカット。
知っての通り、アメリカではアルバムをリリースし、そこから順次シングル・カットしていきます。「Bad」は世界で最も売れて、今なお売れ続けているモンスター・アルバム、「Thriller:1982年」に続くリリースで、ビルボード史上初の同一アルバムから5作のシングル1位を輩出したこれまた凄い一品。
冒頭でも書きましたが、本曲は7番目のシングルで、これだけアルバムが売れて、シングルもヒットすると、7枚目なんてチャート・インするのが精一杯。でもこれ全米7位、全英8位を記録しました。
当初この曲は「Chicago 1945」というタイトルで制作され、後に「Al Capone」となり最終的に、「Smooth Criminal」となったそうです。
しかしながら、この曲にはMJしか分からない内容、メッセージが込められていて、色んな人達がその意味をそれぞれに解釈しています。自分はそこまで英語に堪能でないんだけど、子供たちの為に書かれた曲である事は理解できます。
それとこの曲がヒットした最大の要因はやはり映像ですね。
MJ主演映画「Moonwalker:1988年」中で公開されたこのショート・フィルムは、MJの数あるパフォーマンス中、最高のクオリティを誇ってると自分は思っていて、ダンス、構成、映像すべてにおいて完璧な出来。
小物(コイン、ビリヤードの玉等)の使い方や後に特許を取得した半重力パフォーマンス「ゼロ・グラビティ」とかアイデアも満載♪
ダンスに関して付け加えると、「Thriller」、「Beat It」は素人でも何とか頑張って形にはなるんだけど、これに関してはプロじゃないと踊るの無理だと思います。改めて観ると毎回そのレベルの高さに感心してしまいます。
ありがとう。マイケル♪
ではまた~♪
Michael Jackson – Smooth Criminal [Epic:1988]