「Patrice Rushen」は米国カリフォルニア出身のミュージシャン。幼い頃より南カリフォルニア大学で英才教育を受け、神童と言われる程その才能を開花し、高校時代にいくつものコンテストで優勝しました。
その後 Rushen はアルバム「Prelusion:1974年」でデビューし順調にリリースを重ねます。今回聴いてもらう曲は Rushen にとって8枚目のアルバ「Straight From The Heart」に収録されているダンス・チューン。
因みにこのアルバムの邦題は「ハート泥棒」….何か時代を感じる(笑)まあディスコ世代の間ではこの曲、かなりの定番となっていて、DJとしても確実にフロア・キープ出来る、安心鉄板ソングの一つなんです。
曲の内容は未練タラタラ・ソング。何てったってタイトルが「Forget Me Nots」。「私をわすれないで」て意味なんだけど、このフレーズは中世時代の英語だそうで、現在の日常会話で使われる事はないらしいです。
あともう一つ付け加えると「forget-me-not」というふうにハイフンで繋げると「ワスレナグサ(勿忘草)」と言う植物の名前になるそうです。この曲には両方の意味が込められてるのかな?
Rushen の曲は良作が多いのでしばしばサンプリングされ再評価されています。この曲も例外ではなく沢山のトラックに使用されてますが、映画「Men In Black:1997年」のサントラに収録された「Will Smith – Men In Black」が有名なトコです。
そう言えばこの映画に便乗したカップ・ラーメンあったね。イカスミ入りだった気がするけど、期間限定だったから食べ損ねたのを書きながら思い出しました♪
では、また~♪
Patrice Rushen – Forget Me Nots [Elektra:1982]