タイトルから察する通り、この曲にはモデルとされる方がいます。その人の名は美しく大きな瞳を持ち、尊敬をこめて「フィルムのファースト・レディ」と呼ばれた「Bette Davis」。ハリウッド映画史上屈指の演技派女優として知られています。
その他この曲には「Jene Harlow」「Greta Garbo」と言った往年のハリウッド女優の名も登場します。まあ要するに「Bette Davis」の瞳、「Jene Harlow」の様な金髪、「Greta Garbo」みたいに立ってるだけでため息が出てしまう魔性の女を歌った曲なんです。
元々この曲は「Jackie DeShannnon」と言う米国のアーティストが自信のアルバムで歌った曲でした。この頃既に Carnes は全米Top10シンガーでしたが、彼女が信頼するプロデューサー、「Val Garay」の勧めによってリリースが決まったのです。
この曲の魅力は歌詞もさることながら、Carnes のハスキーな声と、曲中何度も聴こえて思わず手拍子してしまう「ダ♪ダン♪ダダ」ですよね。どちらもクセになってしまいますが、当時の全米チャートでもそれを感じ取れます。
「Bette Davis Eyes」は 1981/05/16 に全米1位となり5週連続その座を守った後「Stars On 45」に1週間その座を明け渡しますが、再びトップに返り咲き4週間1位となり、合計9週1位というもの凄いヒットとなりました。
当時「Bette Davis」は作者の「Donna Weiss」に、この曲のヒットによって孫息子が自分を尊敬するようになった事に感謝の意を伝え、薔薇の花束を送っています。
では、また~♪
Kim Carnes – Bette Davis Eyes [EMI:1981]