あまりにも偉大すぎる弟「Michael(五男)」の陰に隠れがちだけど、「Jermaine(三男)」は「Jackson 5」の初代メイン・ボーカルとして「Michael」と人気を二分し、兄弟の中では一番セックスシンボル的存在だったアーティスト。
◆Jermaine Jackson
1975年、「Jackson 5」は「Motown」から離脱しますが、「Jermaine」は「Motown」の経営者で義父でもある「Berry Gordy」との関係で「Motown」に残りました。
※「Jackson 5」は「Epic」に移籍後「Jacksons」に改名。
1人残った「Jermaine」は基本的にはセルフプロデュースでコンスタントにアルバムをリリース。かなりの評価を受けています。
本日の曲はレーベルを「Arista」に移籍後初のアルバム、「Jermaine Jackson」に収録されている曲。ブレイク前で無名(当時)だった「Whitney Houston」がデュエットしています。
◆Whitney Houston & Jermaine Jackson
邦題は「やさしくマイ・ハート」…
ちょっと意味が分からない…ま、いいか(笑)。
聴いたら分かりますが、「Jermaine」って歌巧いです。これは間違いない。でも「Whitney」の凄さが際立ってる。低域・高域・歌唱力全て「Whitney」の方が圧倒的。こりゃスゴイわ♪
この時は「Jermaine」が格上ですが、この後アルバム「Whitney Houston(1985年)」で立場はあっさり逆転されてしまいます。
因みに「Take Good Care Of My Heart」は上記アルバムにも収録されていて、この曲を含む計3曲を「Jermaine」がプロデュースしています♪ 流石です♪
後ね…この曲紹介する時必ず付きまとってくるのが、「鈴木聖美 with Rats&Star – ロンリーチャップリン」。
この曲、カラオケ・デュエットの定番ソングでお馴染みですが、「やさしくマイ・ハート」の盗作じゃ?…ってずっと言われています。
知ってる人多いですが、初耳の方、是非聴き比べて下さい。感想は人それぞれ。気が向いたらコメントよろしくです♪
Jermaine Jackson – Take Good Care Of My Heart [Arista:1984]