Richard Marx – Right Here Waiting [EMI:1989]

ホーム / 80s / Richard Marx – Right Here Waiting [EMI:1989]

20170728.jpg
「Richard Marx」は作曲家のと父と歌手の母との間
に生まれた音楽的サラブレット。Marx が19歳の頃、
彼のデモ・テープを聴いた「Lionel Richie」に
認められロサンゼルスに移住。Richie のアルバム
「Lionel Richie」に参加しプロとしてのキャリア
が始まりました。
Richard Marx、Lionel Richie、Luther Vandross
※もの凄い面子です…
2017072802.jpg
本曲は大成功した1stアルバム「Richard Marx」に
続く「Repeat Offender」からの 2ndシングル。
当時交際していた女優「Cynthia Rhodes」への
ラブレター(死語か?)に曲をつけたもので、
これが自身最大のヒット曲となったことで、Rhodes
と結婚となった純粋なラブ・ソング。
年上女房です。(7歳)
2017072803.jpg
お互い忙しくて何ヶ月も会えない心中を綴った内容
で、当時 Rhodes が映画のロケで南アフリカに行っ
ていてどうしようもなかったんでしょうね。
でもそれを歌に出来る才能って凄い事だと思います
。しかも20分程で書き上げたらしい。
Marx は 2010年にあるインタビューでこう語って
います。
*******************************************
この曲は南アフリカに撮影に行っていた Cynthia
に向けて書いた曲なんだ。まだ結婚してなかった
けど、会いたくて仕方なかったんだ。
でもその時代、スカイプや SNS なんて無かった
から船便で出さなけりゃいけなかった。で、とても
個人的な作品だったからリリースする気が無かった
んだけど、友達の推しがあったからレコーディング
したんだ。
*******************************************
出だしから悲痛の叫びです…
——————————————-
Oceans apart, day after day
And I slowly go insane
I hear your voice on the line
But it doesn’t stop the pain
海を隔て、だんだん日増しに
おかしくなって行きそうだ
電話で君の声を聞いても
少しも癒されないよ
——————————————-
何もかも信じられなくなってきます…
——————————————-
If I see you next to never
How can we say forever
このまま君に会えなかったら
永遠の愛なんて言えるだろうか
——————————————-
覚悟決めたようです…
——————————————-
Wherever you go
Whatever you do
I will be right here waiting for you
どこにいても、何してても
僕はここで君を待ってるよ
Whatever it takes
Or how my heart breaks
I will be right here waiting for you
どんなことが起きて、心が傷ついたとしても
僕はここで君を待ってるよ
——————————————-
(当時)異国への船便なんていつ着くのか分かん
ない状況。これを彼女に読んでもらうまでかなり
モヤモヤしていたのが良く分かる歌詞です。
心中察しますよ。誰だってこんな経験あると
思うからね…♪
Richard Marx – Right Here Waiting [EMI:1989]

にほんブログ村 音楽ブログへ