米国ファンク・ミュージック・バンドの大御所「Earth, Wind & Fire(EW&F)」の最重要メンバーの1人として知られる「Philip Bailey」最大のソロ・ヒットが本日の曲「Easy Lover」。
この曲ツイン・ボーカルです。デュエットは英国プログレッシヴ・ロック・バンドのレジェンド「Genesis」の中心人物(当時)だった「Phil Collins」。
Baileyの2ndアルバム「Chinese Wall」に収録されてシングルとなった大ヒット・ナンバー。
◆Philip Bailey & Phil Collins
当時のスーパースターの共演といえば色々ありますが、敢えて下記を見て頂きたい。「Easy Lover」との共通点は黒人と白人のコラボです。
Michael Jackson & Paul McCartney
Stevie Wonder & Paul McCartney
Aretha Franklin & George Michael
正直言うと当時この曲は自分にとってかなりサプライズでした。まさかこの2人がご一緒するなんて…でもインパクトは特大でした。
音はかなりダンサブルです。当然ディスコでもキラー・チューンで、掛けた瞬間フロアは大盛り上がりでお祭り状態になる位です♪
ホント、お世話になりました(笑)。ありがとうございます♪
PVは2人が打ち合わせしながらレコーディングする風景をフィーチャーした映像です。EW&Fと変わらないBailey師匠のファルセット・ボイスは健在で、それに負けないCollins師匠の力強い歌声も素晴らしい!
ものスゴイケミストリーです。パワー全開になりますね。
当時既に「Against All Odds」で全米1位を達成し、売れまくってたCollinsはこの曲の大ヒット後、来た仕事を基本的に断らない「世界で一番忙しい男」と評されました…シミジミ。
この組み合わせはサプライズと書きましたが、2人は同じ年に生れ(1951年)、同じ名前(Philip)です。
もしかしてBailey師匠は狙ってたのか…それにしても最高のデュエットだな。きっと確信出来る何かを感じたんでしょうね。
アーティスト同士のみが感じる事が出来る…羨ましいですね♪
2人は今も仲良しです(多分)。
Philip Bailey – Easy Lover [CBS:1984]