Ten City – That’s The Way Love Is [Atlantic:1989]

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「Ten City」はシカゴ(米国)発のHouse Music、R&Bユニット。ボーカルの「Byron Stingily」によるソウルフルで強烈なファルセットにより、数々のクラブ・ヒットで知られる伝説の3人組。

※ファルセット
男性歌手が頭声(裏声)よりもさらに高い声域で歌う技法。また、その声域。

◆Ten City

1989年にリリースされた本日の曲「That’s The Way Love Is」は、当時クラブ・ディスコを中心に世界的ヒットになりました。

日本でもね…そりゃヒットしました…否、させたんです。
 
  
この当時、自分は某大手ディスコ・チェーン店でDJしてました。「およげたいやきくん」ではないですが、毎日毎日いわゆるバブル・ヒットを軸に一応オールジャンル、且つ、新しい曲もプレイする。
  
当たり前の事です…でも「新しい曲、ジャンルもプレイする」…この部分で店長、経営陣としばしば衝突しました。

彼等は今受け入れられている曲、または自身が聴いた事がある曲以外はフロアでは受けない…そんな概念で凝り固まってました。

まあ、DJも違う意味でガチガチでしたが、踊らすことに関してはプロフェッショナルなのです。やっぱ、踊っていないと何とかしなくてはいけない思い一心で、選曲を必死で探るんです。
 
  
やっと「House Music」が日本で認知されようとしていた昭和最後から平成にかけてこの曲を散々プレイしたな。最初は全く受けなかった。1000人超えの集客にもかかわらずフロアが数人になった事も(笑)。

しかしながら、ハズした所(一部分)だけで良し悪しを判断するのは良くないです。これはDJプレイだけでなく、色んな物事に共通する事だと思います。
  
  
「That’s The Way Love Is」を訳すと「それが愛というもの」なのかな。永遠の愛を誓いあうのも愛、互いに別の道へ行くのも愛、で、また違う出会いがあるのも愛…

なんとなく「松坂慶子 – 愛の水中花」を連想しがちですが違いますよ(笑)。
  
  
プロデュースはシカゴ・ハウスの重鎮「Marshall Jefferson」!これだけで買いなのだ♪

◆ Marshall Jefferson

  
  
「Ten City」の楽曲の中でも特に愛される曲です。ファルセットは好き嫌いあるかもしれませんが、この高揚感はとノリは素晴らしいの一言です。これ読んだ人はすぐに聴くべし♪
  
 
Ten City – That’s The Way Love Is (Deep House Mix ̸ Extended Version) [Atlantic:1989]