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「A Hundred Birds(以下 AHB)」は地元大阪を
中心に DJ/音楽制作を展開している「DJ YOKU」が
1996年に結成したオーケストラ・バンド。
主要メンバー以外は流動的なんですが、ホーンや
ストリングス・セクションを含む30人編成の本格的
なオーケストラ。メンバーにはドイツやフランスの
国立交響楽団で活動する世界的バイオリニストも
参加しています。
DJ YOKU
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で、AHB が他のオーケストラと違うのは House
Music やそのルーツとなる曲をオーケストラバンド
編成で演奏することを目的としているトコ。
元来打ち込みであるビートも生ドラムで演奏し、
パーカッションやストリングスなども忠実に再現。
原曲と変わらないクオリティでレコーディング
されるトラックに、毎回驚きとリスペクトが
堪えません。
本曲「Runaway」は「The Salsoul Orchestra」が
1977年にリリースした超特大ディスコ・クラシック
。勿論 House Music 誕生に大きく影響を与えた曲
として、知ってる人にはお馴染みです。
先ずはオリジナルを聴いて下さい。
The Salsoul Orchestra ft. Loleatta Holloway – Runaway
内容は簡単に言うと、愛に縛られたくないから
逃げ出すという内容。サラッと軽快に歌ってますが
、歌詞については今回割愛いたします。
需要なのはこの曲が「東日本大震災へのチャリティ
ー企画盤」としてリリースされた事。そして AHB
の活動が全てこの曲を演奏するためにあったという
事。そしてそれを実現した事。
今回観てもらう動画は 2014年に大阪の道頓堀で
行われたライブ映像。ボーカルの TeNさんの歌も
最高なんだけど、オリジナルと全く変わらない忠実
な演奏にもホント驚かされますね。
しかもクラブ・シーンじゃ有名といえども、一般的
には無名に等しいこの素晴らしいバンドに、こんな
に大勢の人達が来てくれてる。良い事だな♪
まあ、兎に角観て下さい。映像が綺麗な分、道頓堀
の濁りが目立ちますが(夜だからかな)、ステージ
はとても華やかです。
まあ場所は見ての通り「えびす橋」の傍です。
これは「江崎グリコ株式会社」さんが協力して
くれてる為で、かの有名な「グリコサイン」を
バックに演奏されています。動画と同じく現在も
グリコさんは6代目です。※グリコさんデカいっす!
こういうの観るとワクワクしてくるね。
あ~大阪に行きたい。計画しよ。頑張るぞ♪
A Hundred Birds – Runaway [100 Records:2014]
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