O’Jays – Now That We Found Love [Philadelphia International Records:1974]

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「O’Jays」と言えば「フィリーソウル」

「フィリーソウル」と言えば?

O’Jays ♪
  
  
◆Philadelphia (or Philly) Soul
フィラデルフィア(フィリー)・ソウル

70年代前半に一世を風靡したフィラデルフィア発のソウルミュージックの一形態。作品の大半がシグマ・スタジオで制作されたことによりシグマ・サウンドとも言われる。

ストリングスを要した華麗で柔らかく甘めのサウンドが特徴で。それまでのソウル、R&Bをより洗練された都会的雰囲気のサウンドに変貌させた。【by wiki】
  
  
ある時、「フィリーソウル」の立役者であり、多くの名曲を作った作曲チーム「Gamble & Huff」は、アフリカ系アメリカ人の若者が、祖国から奴隷として米国に連れてこられた物語にインスパイアされて曲を書き、ひとつの物語としてアルバムを作りました。

「コンセプト・アルバム」ってヤツだ ♪
  
   
◆Gamble & Huff

「Kenneth Gamble」と「Leon A.Huff」によるソング・ライティング・コンビ。フィリー・ソウル・ブームの牽引車でもある。


  
  
でも「Gamble & Huff」はシンガーではない…じゃ、「Philadelphia International Records」の看板「O’Jays」に歌ってもらおう。

こうして「O’Jays」の代表作の1つ「Ship Ahoy」が作られたんです♪

◆Ship Ahoy

  
  
コンセプト通り、アルバムの内容は少々重いのかもしれません。200年近く前にリンカーンが奴隷解放しても、この問題はアメリカの闇の1つとしてずっとついて回るものなのだ。
  
 
本日の曲は「Ship Ahoy」の中で特に人気があり、お馴染みの曲。

歌詞は重くない(と思う)。

かなりメロウ。

でも哀愁感ハンパない…けど、悲壮感を感じさせないのが「フィリー・ソウル」なのだ。どこかに「軽さ」と言うか、「安心感」を与えてくれる…
  
   
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Now that we found love
what are we gonna do with it ?

僕等は今、愛にたどり着いたんだ
さて、どうしようか?

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そんなの決まってますよね(笑)。

  
この曲スタンダードと言われる程、色んなアーティストによってカバーされてます。

B.T. Express

Third World ← 一番好きなカバー
 
Heavy D & The Boyz

etc…
  
  
日本じゃ「Heavy D」のカバーが1番有名でしょうね。なんせ「ダンス甲子園」ですから(笑)。

◆ダンス甲子園

日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の人気企画。高校生を中心としたダンスブームの火付け役。
  
  
まあ、きっかけは置いといて、知ってもらったのは良しとしておきましょう。

さて、今日も愛を見つけましょうかね(笑)♪
  
  
O’Jays – Now That We Found Love [Philadelphia International Records:1974]

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