本曲「The Scientist」について「Coldplay」の
ボーカル「Chris Martin」は下記のように語って
います。
「この歌は女の子について歌った曲だよ。その子の
ことが気になるんだ。頭のなかにどんなことが
あっても、グローバル経済が没落しようと、とても
ひどい天災が起きたとしてもね。誰か好きな人の
ことを想ってしまうんだ。」
因みにこの曲、Martin が「George Harrison」の
名曲「Isn’t It A Pity」を弾こうとした際、思い
浮かんだ曲なんだとか。
でも曲名が恋愛ソングっぽくない「The Scientist」
になってます。これは科学者の様に物事を分析して
も時間は戻りません。あの時こうしとけば良かった
のに…と思ってもそこに戻れない…
そんな曲です。
PV も曲の想いとリンクした内容になっています。
でもちょっと悲しいストーリーです。事故で失った
彼女を思うあまり、惨劇の前に戻りたいという感情
がひしひしと伝わってきます。
あの時、彼女が上着を脱ぐためにシートベルトを
外さなければ…。一言外さないでって言っとけば
…
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Come up to meet you, tell you I’m sorry
You don’t know how lovely you are
君に会うために来たんだ。ごめんねって言いにね。
君は分かってない。どれだけ君が愛しい存在
なのかって事を。
I had to find you
Tell you I need you
Tell you I set you apart
君を見つけなきゃね
君が必要だって伝えたくて
かけがえのない人なんだって
Tell me your secrets
And ask me your questions
Oh, let’s go back to the start
君の秘密を教えて
で、僕にも訊いてよ
あの時に戻りたい
Running in circles
Coming up tails
Heads on a science apart
混乱している
物事の裏面にたどり着いてしまう
科学的に見たら表面の事でもね
Nobody said it was easy
It’s such a shame for us to part
Nobody said it was easy
No one ever said it would be this hard
簡単な事じゃないよ。
このまま離れるのは耐えられない。
簡単な事じゃないよ。
別れがこんなに辛いなんてね。
Oh, take me back to the start
最初の場所に連れ戻して…
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誰もが大切な人がいると思います。でもその人に
ちょっと心配し過ぎに接する事もあるのかな?
過度な心配は良くないけど、思われる方もその人の
気持ちを汲んであげて下さい。まあ、理想はお互い
サラッと何でも言えるのが良いんですが…
こんな事書くと「お前何かあったのか?」と言われ
そうですが、何もありませんよ(笑)。たまたま
この曲を紹介しただけです♪
因みに PV を観たら分かりますが、この映像は、
終わりから始まりに逆再生されています。
先程も書きましたが、「後悔先に立たず」な映像
になっています。
でも PV が始まると皆何だか不思議に思うハズです
。だって逆再生なのにちゃんと歌ってますからね。
噂ですが、これを撮影するために Martin は歌詞を
反対から憶えるために一ヶ月を費やしたそうです。
プロ意識すごいですね。是非 PV 観て下さい。
きっともう一回観るから♪
Coldplay – The Scientist [Parlophone:2002]