Pete Shelley – Telephone Operator [Genetic Records:1983]

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「Pete Shelley」はマンチェスター音楽シーンの草分け的パンク・ロックバンド、「Buzzcocks」の中心メンバーとして知る人ぞ知るアーティスト。

◆Buzzcocks
1976年、ロンドンで「Sex Pistols」のライブを観て感銘を受けた「Pete Shelley」と「Howard Devoto」によって結成。

Shelleyは「Buzzcocks」のフロントマンとしてだけではなく「シンセ・パイオニア」の異名を持ち、1980年以降、NEW WAVEミュージシャンとしてソロ活動を展開します。

◆Pete Shelley

本日の曲「Telephone Operator」は3rdアルバム「XL1」に収録されているエレクトロ・ポップの大傑作♪

◆XL1

大傑作……..と言ってもアルバムは全英42位、「XL1」の中で1番売れた「Telephone Operator」に至っては全英66位、全米ダンス・チャート22位の成績でした。
  
  
でも日本では、

「Buzzcocks」…分かんね

「Pete Shelley」…知らんね

「Telephone Operator」….?!

大好きです♪♪♪

↑ 何でやろ?
   
  
それは「ディスコ」♪
  
  
確かにリアルタイムでのヒットではなかったんですが、「MAHARAJA」等、当時のディスコで火がついて、この曲目指し踊りに来るお客さんが大勢いました。

      
しかもアルバム、シングル共にレアなアイテムだったので、レコード店に行っても手に入らない状況。当時中古相場でも3万円以上の価格がついていました。
   
  
ディスコに行くしかない…
  
  
連日満員のフロア。踊り疲れて休んでる人もいますが、「Telephone Operator」がかかると皆再起動♪ DJはその熱気とパワーを毎夜目の当たりにする訳です♪
  
  
Shelley本人はディスコでのヒットなんて微塵にも思ってなかった…と自分は推測しますが、パンク調のギター・カッティングにシンセ・ドラムが巧く絡み、踊れるものは何だって受け入れるディスコがそれに喰いついた…そんな感じかな。
  
  
バブルとディスコ…それを最も象徴する曲の1つが「Telephone Operator」なのだ。
  
 
自分が「MAHARAJA」でDJとして働き始めた頃。既に「Telephone Operator」は空前のフロア・アンセムでした。

レコードは店舗所有ではなく、先輩DJ「バ●キー」さんの私物。それを貴金属を扱う様にプレイ….否、そんな事ないな…

「また、これかよ」…みたいな感じで針を落としてたっけ(笑)。
  
  
バッキーさん、その時のレコードまだ持ってますか? 今じゃ再発・DL配信で気軽に手に入るけど、当時の思い出が詰まったお宝です。今度会う時、持って来て欲しいです。

何時になるのかかわかんないけど(笑)。
  
  
Pete Shelley – Telephone Operator [Genetic Records:1983]

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