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◆ストーリー
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仕事や家事、育児、すべて完璧にこなしてきたマーロに3人目の子供が生まれ、人に頼ることができない彼女は心身ともに疲れ果ててしまいます。
マーロ(Charlize Theron)
そんなマーロのもとに、夜間ベビーシッターのタリーがやってくる。タリーは自由奔放だけど、仕事をきちんとこなし、マーロの悩みにも耳を傾けてくれます。
タリー(Mackenzie Davis)
タリーとの不思議な絆を深めるうちに本来の輝きを取り戻していくマーロ。しかしタリーは必ず夜明け前に姿を消し、決して身の上を話しません。
タリーは何者?…
そして2人はどうなる?…
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3人の子の母親とベビーシッターの友情が描かれたこの作品は、観てるとツッコミどころ…というか疑問がちょくちょく出てきます。
これらは映画をちゃんと観て、話を整えると、その矛盾がスッキリ解消(多分)…するんですが、ただのヒューマン・ドラマではない何かを観た人は感じてるハズです。
監督は「Jason Reitman」
Reitmanは自身最大のヒット作(現在)「Juno(ジュノ):2007年」と「Young Adult(ヤング≒アダルト):2011年」に関連した作品として本作をリリースしたと語っています。
「Juno」では早く大人になりすぎた少女を、
「Young Adult」では大人になるのが遅すぎた女性を、
そして「Tully」では親になったことで強制的に成長しなければならない女性を、
それぞれ描いてるそうです。
と、偉そうな事書いてますが、自分は「Juno」「Young Adult」共に観てませんがね。
自分は「Charlize Theron」大好きです。美人でスタイル抜群、知性も兼ね備え、ハリウッドでは屈指の実力派女優として知られてますが、自分が最もリスペクトするのは演じる役になりきるためのストイックな姿勢。
「Monster(モンスター):2003年」では14㎏増量
「Atomic Blonde(アトミック・ブロンド):2017年」では8人のトレーナーと過酷なトレーニングを重ね、バッキバキなスパイ体質に…
本作「Tully」では3ヶ月半の間に体重を約22㎏増量。更に体重を維持するために24時間食べ続けたそうです
before
after ※CGではありません
撮影後、体重を戻すのに1年半かかったそうですが、健康には良くないよね。
でもこれをやっちゃう程脚本に魅了されたんでしょうね。
タリー役の「Mackenzie Davis」もいいね。マーロとは対照的に若くてスレンダー。ん~こっちも好みだな(笑)。
あまり彼女の事知りませんが「Blade Runner 2049(ブレードランナー 2049):2017年」に、バーでたむろする娼婦の1人で出てたっけ。これからもっとスクリーンで観る事になりそうだな。
総ての女性に捧ぐ
予告ではこう言ってますが、男こそ観るべき映画なのかもしれないです。
ハッピー・エンドなのかな…
どうなんだろう?
色んな事を想わせてくれる映画でした♪
※マーロとタリーが夜N.Y.へ車で向かう中、「Cyndi Lauper」の曲がメドレーで次々流れるのが音楽的に印象深かったです♪
Cyndi Lauper – Girls Just Want To Have Fun [Portrait:1983]