「Sharon Redd 」はNew York(米国)生まれで、父はレコード会社勤務、叔父さんはジャズ・バンドのメンバーで、何なら兄弟も音楽プロデューサーやシンガーだったりする正に音楽一家育ちのアーティスト♪
とは言え、じゃ、直ぐにレコード・デビューね!…何て行かないのがこの世界。ま、当然ではあるけど、Reddも然り。
実はRedd、1960年代に3曲シングルをリリースしてますが、そのうちの1曲が全豪32位になった位で、全く鳴かず飛ばず状態。
その後、ミュージカル「Hair」出演、「Bette Midler」のバック・コーラス等の下積みで実績を重ね本日の曲「Can You Handle It」でブレイクしたのです♪
「Can You Handle It」って正に80年代初期の「アーバン・ディスコ」を象徴する楽曲。なんせレーベルが「Prelude Records」ですから!
えっ「アーバン・ディスコ」って何?
色んな解釈ありますが、ディスコ・ビートで踊れることが基本、これにフュージョン、ジャズ等のテイストを感じ取れて、重くなく、割と軽い、で、何だかオシャレな感じ…自分はそう思ってます
異論は認めます(笑)。
さて、オサレ感満載の「Can You Handle It」 ですが、色んなRemixがリリースされていて、興味ある人にとってはどれなの(一番良いのは)?って思う人多いです。
ま、どれも音は同一です。あとはEDIT(編集)によるもので、そこに皆センスを感じる訳なんです。
先ずは基本中の基本オリジナルを聴いてください。
Sharon Redd – Can You Handle It
いや~、良い感じ。自分もオシャレになった気がする(笑)♪
で、自分推しは現在も世界中を飛び回り、踊らせてるレジェンド「Francois K」バージョン♪
Francois K
1970年代後半から現在まで、あらゆる音楽要素を包括しながらシーンの最先端で活動 を続ける偉大な DJ/Artist、Francois Kevorkian。
このMIx、 殆どボーカル絡みません。なので、マニア向けかもしれません。しかもスキャットが聴けるのはこのバージョンのみ(…多分)。
どちらが好みなのかはその時次第♪
是非両方聴いて下さい♪
Sharon Redd は1992年5月1日にエイズで亡くなっています。
R.I.P.
Sharon Redd – Can You Handle It (Francois K mix) [Prelude Records:1980]