Anita Ward – Ring My Bell [Juana:1979]

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「Anita Ward」は5人兄弟の長女としてテネシー州(米国)で生まれ、教会で歌ってるところを後にマネージャーとなる「Chuck Holmes」に見いだされ、本格的に音楽の道へ進みました。

「Chuck Holmes」のおかげでいくつかのアルバムを制作し、ゴスペルの四重唱の1人としてレコーディングを行った Ward ですが、中々歌手として食べていけず、地元メンフィスの小学校で代用教員をして生活を支えていました。

                         

◆Anita Ward

                          

Ward を本格的にプロデビューさせるために曲作りとレコーディングを進めていた「Chuck Holmes」はある日 アーティスト/プロデューサー「Frederick Knight」に Ward を紹介した事で、Ward の運命は大きく変わったのです♪

                           

◆Frederick Knight

                      

実は Knight が当初思っていたのは3曲だけレコーディングして終了予定でした。しかしながら Ward と実際に会い歌声に感銘を受けた Knight はアルバム全てのプロデュースを行う事となりました。

                    

ところがレコーディングが終わった頃、Knight が言います。

                        

「まったりとした曲ばかりじゃヒットが見込めない。あと1曲アップテンポの曲が必要だ!」

                

うへぇー、最初から言えよ…..って、思ったでしょうね、現場の人は…(笑)。

                      

で、ここで「Ring My Bell」が来た訳です。

                  

実はこの曲、 当時天才少女歌手として業界が争奪戦を繰り広げていた「Stacy Lattisaw」のために書かれたものでしたが、Lattisaw が別会社と契約してしまったので Ward に歌ってもらおう…となったそうです。

◆Stacy Lattisaw

                           

歌詞は当時11歳の Lattisaw に合わせ、子供が電話で話すありきたりの会話を歌ったものでしたが、Ward はこの時21歳。Knight は急いで歌詞を大人バージョンにしてレコーディングを行いました。

                     

こうして「Ring My Bell」は、Ward のメジャー・デビュー曲として大当たりとなり、1979/06/30 に全米1位(2週間)となったのです♪

                    

因みに「Ring My Bell」…子供が歌えば「私に電話して」…ですが、隠語で女性のア●コを表す意味もあるらしいので、大人が歌えば「私を感じさせて」となるそうです。

                   

「Anita Ward」は交通事故や病気で活動休止を余儀なくされ表舞台から退き、現在は故郷のメンフィスで暮らしています。

                          

Anita Ward – Ring My Bell [Juana:1979]

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