Fugees – Killing Me Softly [Columbia:1995]

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原曲は「Roberta Flack – Killing Me Softly with His Song(やさしく歌って):1973年」、世界各国幾多の言語でカバーされている説明不要のスーパー・ヒット・チューンです。 古い人(←失礼)にはネスカフェのCMソングと言えば皆納得します(笑)。


実は厳密に言うと真のオリジナルは「Lori Lieberman」というフォーク歌手の「Empty Chairs」という曲なんですが、その辺のいきさつはいつか別エントリで話したいと思います。


「Fugees」といえばリーダーの「Wyclef Jean」よりもボーカルの「Lauryn Hill」に目が行ってしまいます。

実際、人気を支えていたのは彼女あっての「Fugees」だと思いますし、メンバーも皆そう思ってたんじゃないでしょうか。

「Killing Me Softly with His Song」も「Lauryn Hill」の強い希望でカバーに収録することに(Killing Me Softlyとして収録)。結果、このシングルが全米1位を獲得、「Fugees」最大のヒットとなり、翌年のグラミー賞で「Best R&B Performance by a Group」「Rap Album Of The Year」を受賞しました。

               
余談ですが、当初「Fugees」は「Killing Me Softly with His Song」の歌詞を反ドラッグ、反貧困をテーマにしてカバーしようとしたのですが、Roberta Flack 側が難色を示し許可が降りなかったため、原曲を踏襲する形でリリースに至ったそうです。

ではまた~♪

                 
Fugees – Killing Me Softly [Columbia:1995]