仲間のほんの呟きがきっかけでこの曲は生まれました。
「人は自分で考え、自ら信ずる事をなすべきだ。他人が、両親が、政府がやれと言うからと言う事ではなくてね。自分の信念に基づいてあらゆる状況を判断する力を持つべきなんだ。」
この小さな呟きが人種と音楽ジャンルの違いを超えて広がっていきます。
「I Can’t Go For That」は1981年11月14日に59位でBillboard Hot100にランクイン。11週後の1982年」1月30日に1位の座に登りつめます。
また、Adult Contemporary、Dance、Blackにもランクインし「Daryl Hall & John Oates」は大きな成功を収めることになりました。
「Daryl Hall & John Oates」は1972年に活動を開始。R&Bやソウルのテイストを取り入れたサウンドが特徴的で、所謂「ブルー・アイド・ソウル」と呼ばれるジャンルで最も成功したアーティストの一つです。
全米Top10入りした楽曲16曲(1位6曲)、史上最高のデュオと言われる所以ですね。これからもずっと活躍していって欲しいです。
Daryl Hall & John Oates – I Can’t Go For That (No Can Do) [RCA:1981]