Prince は、大概の人が言いたくても言えない事をサラッと言うし、何なら歌の題名にしてくれます。恥ずかしがり屋はそれを意中の人に聴かせて、自分のアツい思いを伝える…この手法は今も昔も世界共通。
でもまあ、I Would Die 4 U(君のためなら死ねる)なんてタイトルの曲を意中の人に聴かせるのは、中々の勇気と覚悟が必要かもしれない。
何かのドラマで「僕は死にません」って、真逆の叫びをしてたのを思い出した…自分、観てませんがね(スミマセン)。
今日の曲はスーパースター誕生を描いた殿下の自伝映画 Purple Rain(1984年) の劇中、ライブ・シーンのアンコールで歌われるすごく情熱的な曲です。
歌詞もシンプル、だけど奥深い。ライブハウスでこの曲を聴いている Apollonia が、曲に合わせて人差し指にキスして殿下に指差すシーンがとても印象的でした♪
I’m not a woman
I’m not a man
僕は女じゃない
男でもない
I am something that
you’ll never understand
君には決して分からない何かなんだ
I’ll never beat you
I’ll never lie
僕は決して君を殴らないし
絶対に嘘はつかない
And if you’re evil
I’ll forgive you by and by
もし君が悪いことをしても許すだろうね
Cause You I would die for U
Darling if you want me to
You I would die for U…
だって、僕は君のためなら死ねる
君がそうしてほしいならね
僕は君のためなら何だって出来るよ…
曲の出だしの「ブーン」って音で皆「キター」ってなります。自分もです。
因みにこの曲、映画、アルバム共に、次曲 Baby I’m A Star が繋がって流れるので、この曲だけアルバムから録音したい時は少々要スキルでしたね(シミジミ)。
もちろん Baby I’m A Star も最高の曲です。
タイトルも殿下らしいね。
映画、サントラ、どちらもまだの人は是非観て、聴いて欲しいです♪
Prince – I Would Die 4 U [Warner:1984]