Italo House(イタロ・ハウス)ってジャンル(と言うよりカテゴリーかな)がある事は当ブログでもチョコチョコ紹介させて頂いています。
凄く大雑把に言うと、イタリア産のHouse Musicの事です。
※そのままんまや(笑)
何処発かなんてそんなに重要な事ではないんです。良い楽曲がたまたまその地で生まれた…自分はそう思っているんですが、偶然とは思えない位、次々とDJのプレイ意欲を湧きだたせる楽曲が当時イタリアからリリースされました。シミジミ
「Black Box」はそんなイタロ・ハウスの代表的なアーティストであり、(当時)最もフロアにインパクトをもたらしたアーティストの1つです。
名前の通り、謎のバンド「Black Box」は下記のメンバーで構成されています。(当時)
「Daniele Davoli(DJ)」、
「Mirko Limoni(キーボード)」、
「Valerio Semplici
(クラリネットの先生)」、
「Catherine Quinol
(ボーカル、モデル)」
◆インパクトその①
ジャケ写、PVで、フロントとして歌っていたハズのQuinol嬢が、口パクだった。しかも男らしい…
◆インパクトその②
じゃあ誰が歌ってんの?どこにもクレジットされてないんだけど(当時)…
実はこの人でした。「Martha Wash」!
どうやって引っ張ってきたの?イタリアの方。スゴいコネクションですよ。やっぱ謎だ。
※Martha Wash(マーサ・ウォッシュ)
サンフランシスコ(米国)出身のアーティスト。「Sylvester」のバック・コーラスや「Two Tons O’ Fun」、そして「The Weather Girls」のメンバーとして広く知られています。
◆インパクトその③
曲自体がまるまる「Loleatta Holloway- Love Sensation」のほぼパクりで、無断使用のため裁判になった。
これ、歌ってる「Martha Wash」としてはどんな思いだったんでしょうね。
Wash、Holloway、当然互いを知ってたハズです。しかしながらHollowayは2011年3月21日に亡くなっているので、真相はわかりませんが…謎です。
サラッと書きましたが、楽曲の良さ(良いに決まってます)、覆面シンガーの件、そして…..
男だったのか! ← ここ重要(笑)
いろんな衝撃を放った1曲であります。
是非聴いて下さい♪
Black Box – Ride On Time [Deconstruction:1989]