「Afroman」はロスアンゼルス（米国）出身のラッパーとして地元のインディ・シーンやミシシッピーで活動した後、映画「Jay and Silent Bob: Strike Back」のサウンドトラックに本日の曲「Because I Got High」を提供し脚光を浴びます。
◆Jay and Silent Bob: Strike Back（ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲） – 米国:2001年
2001年のコメディ映画。監督は「Kevin Smith」。Smith監督の映画に、脇役として登場し続けたボンクラコンビ「Jay and Silent」を主役としている。
タイトルはSmithが熱愛する「Star Wars」シリーズのオマージュで、「Star Wars」の主役俳優である「Mark Hamill」や、レイア姫役の「Carrie Fisher」もゲスト出演している。
邦題は「だってHIGHなんだもん」(笑)♪♪♪ ドラムとベースだけのシンプルなトラックに、ラップかレゲエかよく分かんないライムで歌われる無責任脱力系ソング。
部屋を掃除するつもりだった
授業に出るハズだった
裁判所に行く予定だった…
等々、自分の予定を「until I got high」…飛んじゃうまでね…全てアレのせいにしています。
「アレ」…と書いたのは歌詞には大麻やそれの隠語が書かれていないためです。まあ、映画、PV観て聴けば誰でも納得、爆笑するんですけどね。
劇中でも効果的に笑わせてくれます。思わず指さす人多いかも知れませんね。
こんなニュースあったな…
大麻の不法所持で逮捕された17歳の少年に対し、マサチューセッツ地裁の女性裁判官が下した判決は、「だってHIGHなんだもん」の歌詞をよく聞き、レポートとして提出すること。
裁判官は、「この愚かしいラップ・ソング（ラップでは無い気が…）」に耳を傾けることにより、大麻の常習によってどのような結末となるか学び取りなさいと少年に言い渡した。
二度と酒と薬物に手を出さないのであれば、同じく起訴の対象となっているアルコールの不法所持などの罪は問わないという判断を示した。
自分は大麻合法主義では無いけど、世界の潮流を見ると好きにさせればいいんじゃない…って思います。しかしながら現在の日本では規制されています。
この曲の真の意味を知りたい人は、オランダ、スペイン、ポルトガル、ドイツ、チェコ…米国ならワシントン州、コロラド州…等に行ってみれば理解出来るかもしれません。
ただし…お約束の言葉ですが「自己責任」でね…
「Jay and Silent Bob: Strike Back」には「Star Wars」コンビの他、「Ben Affleck」「Matt Damon」「Chris Rock」等、多くのハリウッド俳優が出演しているので色々と楽しめますよ。
因みに「Jay and Silent Bob」の「Bob」は監督の「Smith」が演じています♪
Afroman – Because I Got High [Universal Records:2001]