「House Music」が黎明期から成長期に入っていたこの頃、イタリア勢の台頭がシーンに影響を与えていた事は2017年03月11日のエントリでちょこっと触れてますが、最も大きなインパクトをもたらしたのが、
Daniele Davoli(DJ)
Mirko Limoni(キーボード)
Valerio Semplici(クラリネットの先生)
Catherine Quinol(ボーカル、モデル)
で構成された「Black Box」だった事は、当時を知る誰もが同じ認識であると思っています。
しかしながら、このバンド、ある事実が世間に露呈し物議をかもしました。ジャケ写、PVで「Black Box」のフロントとして歌っていたハズのQuinol嬢が、口パクであった事が判明したのです。
まあ、これが明るみになる前から知る人は知っていたんですが、じゃ、それまでのヒットやアルバムで歌ってるのは?それはこの方「Martha Wash」 ドーン!!!
Wash師匠はレジェンドであります。アメリカのシンガーなんだけど、「Sylvester」のバック・コーラスや「Two Tons O’ Fun」、そして「The Weather Girls」のメンバーとして広く知られているお方。
ピンとこない人は、「The Weather Girls – It’s Raining Men」とかダンス甲子園でお馴染みになった「C+C Music Factory – Gonna Make You Sweat」を聴いてください。このお方ですよ。
「Everybody Dance Now !」
あれ?何だか「Black Box」を紹介してるハズなのに違う方向になってしまいました。でもそれ位「Martha Wash」はスゴいアーティストなんです。
覆面シンガーって今風に言えば、ゴースト・シンガーって事になるのかな?でもビジュアルはQuinol姫だよな~。
ではまた~♪
Black Box – Everybody Everybody [RCA:1990]