Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)[米国:2018]

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観ましたよ 初日に…♪

   

まず最初に…この映画、制作は…

20th Century Fox(20世紀フォックス)

Fox映画と言えば、同社のロゴと共に映画冒頭で流れるファンファーレが超有名。
     
     
タッタカター タタタ タッタカター..♪
                
     
このお馴染みのスポットは映画によって、ロゴ、音が変わる事があるんだけど流石Fox様♪ やってくれました!

何とこのオープニングは「Queen」のギター「Brian May」とドラムの「Roger Taylor」が演奏してくれてます。

まだ映画始まってないのにウルっと来たのは自分だけじゃないハズ♪

Brian師匠もSNSで興奮気味にこのファンファーレを公開しています。
                
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Fox Fanfare ! Queen-Style ! Do you know how hard it was keeping this recording a secret for about 9 months ?!!! Ha ha!

フォックスファンファーレ!クイーンスタイル! 9ヵ月もの間このレコーディングを秘密にしておくのは、どれだけ難しいか分かる? ハハ!
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師匠…最高っす♪

自分ギター弾けませんが…
           
           
◆ストーリー

1970年代初頭のロンドン、ペルシャ系移民出身のインド人青年「Farrokh Bulsara」は音楽に傾倒し厳格な父とは折り合いが悪く、自分のルーツを嫌って「Freddie」と名乗っていました。

ある日「Freddie」はファンだったバンド「Smile」のメンバーに声をかけ、ヴォーカリストが脱退したばかりの同バンドに自身の歌声を披露しメンバーの一員になります。

「Queen」と改名したバンドはアルバムを自主制作し、その様子を目に留めたEMI(レコード・レーベル)の「John Reid」は彼らをスカウト。「Paul Prenter」が担当マネージャーに。

「Freddie」はバンド加入前に親しくなった「Mary」にプロポーズし、彼女は快諾。

Mary & Freddie

やがて「Queen」はEMIの重役「Ray Foster」からヒット曲「Killer Queen」を踏襲する曲を制作するよう命じられますが、同じことの繰り返しを嫌う彼らは反発。

「Freddie」はオペラをテーマとしたロック・アルバムを作ると提案し、郊外での曲制作とレコーディングが始まります。

メンバーの喧嘩を交えつつも、熱意を注いで完成されたアルバム「A Night At The Opera:オペラ座の夜」の出来に彼らはおおいに満足します。

しかしながら6分という長さと斬新な構成の曲「Bohemian Rhapsody」のシングルカットを、「Foster」は「ラジオでかけてもらえない」と認めず「Queen」と徹底的に対立。

Ray Foster

「Freddie」は自らラジオに出演し、「本来ならラジオで聴けない曲」と同曲を独占放送。メディアからボロクソに叩かれるけど大ヒット!

ある夜「Freddie」は自身のセクシャリティを告白し「Mary」と別れます。

その後順調にライブを重ねヒット曲を輩出し「Queen」は最盛期を向かえるが、メンバー間の確執や「Freddie」の移籍で「Queen」は終わったとみなされます。

「Freddie」は移籍先の契約で2つのアルバムを作るため仕事に没頭し、酒、薬物、ゲイ仲間との付き合いに溺れ、それ以外は全て「Paul Prenter」が仕切っていました。

Paul Prenter

ある日、音信不通の「Freddie」の家に「Mary」が心配しやってきます。

「Mary」は「Freddie」に「Live Aidはどうするの?」と訊きますが「Paul Prenter」は「Freddie」にその事を伝えていません。

「Freddie」は自身にとって一番大切なのが家族とバンド・メンバー、そして「Mary」である事を再認識します。

「Freddie」は「Prenter」と関係を断ちプロデューサーの「Jim Beach」に謝罪の場と「Live Aid」参加の意を伝えます。

Jim Beach

バンド・メンバーは「Freddie」の謝罪を受け入れ、「Live Aid」に参加する事となりました。同時に自身がエイズに感染している事を「Freddie」はメンバーに伝えます。

いよいよ「Live Aid」が始まり「Queen」は伝説的なライブ・パフォーマンスを披露。世界中の視聴者から大きな支持を集めます。

ライブに訪れた観客、テレビで視聴する人々、そしてメンバーが1つになった素晴らしい演奏が終わり、「Queen」はステージを去って行くのでした♪

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この映画は「Queen」の結成から成功・苦悩・友情・裏切り…そして20世紀最大のチャリティーコンサート「Live Aid」のステージと、主人公「Freddie Mercury」の生き様を描いた作品。

イギリスって日本人が思ってる以上に「人種のるつぼ」です。「Freddie」はペルシャ系移民で生れはインド。家庭は厳格なゾロアスター教。その境遇や自身の歯並びの悪さにコンプレックスを持ち育ちました。

そんな「Freddie」は人種的なマイノリティだけでなく、自分がゲイである事にも悩み孤独を感じていました。

「Freddie」はずっと愛情・家族を探し続け、やがてそれが父、母、妹、Mary、Jim Hutton(恋人)、Queenのメンバーだと再認識します。

「Freddie」が「Live Aid」の会場「ウェンブリー・スタジアム」に向かう途中、「Hutton」と「Freddie」の実家に寄った時、父親の「Bomi Bulsara」がずっと「Freddie」に言い続けた事を言ってハグします。
        
                   
good thoughts(善き考え)
good words(善き言葉)
good deeds(善き行い)

お約束ですが泣き所の1つです。
                
                   
「Queen」は「Freddie」だけでなく他のメンバーも演奏、ソング・ライティングに長けています。そんな4人が一致団結したらスゴイモノが出来るのは必然で、売れるのは当然です。

でも巧く行ってても問題は起こります。一度は袂を分けた「Freddie」と「Queen」ですが、「Freddie」の謝罪によりまた1つに♪

で、「Queen」のストーリーで重要なのはやはり「Paul Prenter」。「Freddie」のパートナー兼マネージャーで、かなりの悪者として演じられています。

そして自分的にこの人がいて良かったと思うのが、初対面で「Freddie」に「お前はビーチだからMiamiだ」って言われた「Jim Beach」。

いい声してて、控えめで存在感がある…演じてる「Tom Hollander」の事ですがね。

「Live Aid」では他のバンド以上にアピール出来るように「Queen」のステージ直前にミキサーのマスターフェーダーをこっそり上げます。

実際、上げたのはエンジニアらしいんですがね。ま、そこは映画なんで(笑)。
                 
                  
◆Live Aid

「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、「アフリカ難民救済」を目的として1985年7月13日に行われた20世紀最大のチャリティーコンサート。提唱者は「Bob Geldof」。

英米その他から衛星同時生中継を世界150カ国に放映。英国を中継してる間に米国は転換するという。転換はドリフ形式でステージごと動いて入れ替わる仕掛けで迅速でシンプル。
           
            
特別な舞台装置無し
特別なライティング無し
特別なPA無し
持ち時間は各出演者20分

「おし(遅れ)」は一切許されない。
         
      
ラスト21分のパフォーマンス
 
 
この映画は「Live Aid」のステージに向かう「Freddie」の姿を描き、それを冒頭と終盤に使用し構成する所謂「ブックエンド方式」。

いかに「Live Aid」のステージが「Queen」にとって重要なのか…良くわかるフレーズですね。
  
          
「Live Aid」の演奏シーンが始まって泣き始めた人はかなりいると思います。何で泣くのか分かんないけど、これが「Queen」なのだ。
   
   
「Live Aid」ってスーパースターの面々が登場しますが、出演者全員がスタジアム級のライブ経験者でなかったり、チャリティと割り切り全力を出すモチベーションじゃないアーティストがいたのは事実。
  

だけどスタジアム・ライブ経験豊富で、ワンマン以外殆ど行わなかった「Queen」にとって20分なんてハナクソ(失礼)みたいな時間です。要するに場馴れしてるんです。
   
この短い20分のセットリストを「Queen」は入念に構成し、稽古を重ね、他の真髄を許さない圧巻のステージを披露するに至ったんです♪
       
思い出しただけで泣ける…
           
 
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自分が高3の夏、「Live Aid」が行われました。

夏休み前でね。学校・部活サボれないしね。

VHS(死語)を3倍モードで120分→360分にセットして録音スタート。学校へ…
        
  
その時の目当ては「Madonna」
なんてったって「Madonna」
いつ出るんだ「Madonna」
    
    
昼休みに帰宅しビデオテープ・チェンジ。
とにかく取り漏れは許されない(笑)。

部活から帰り、ビデオテープ・チェンジ・アゲイン。

とにかく最後まで録る!この一心。じっくり観るのは後。

おかげさまで「Madonna」観れました。

「Queen」も観たハズです…多分(笑)。
   
   
あの頃ビデオテープ高かったな。確かVHS120分1本1000円位したような気がする。親に頭下げて3本買ってもらった記憶があります。
         
      

色んな事を思い出し、新たな発見を気付かせてくれた「Bohemian Rhapsody」と言う映画。自分は3回観ました。

10回以上観てる強者達には自慢できる回数ではないけれど、間もなく上映が終わるのでもう1回観てもいいかな…なんて書きながら思ってます。
          
     
このブログ読んでくれた方でもしかしてこの映画観てない人います? だったら直ぐに観に行くべきです。映画は映画館で観てナンボです♪
      
       
Queen – Bohemian Rhapsody [EMI:1975]

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