「Frankie Knuckles」がシカゴのクラブ「The Warehouse」でプレイし生み出された「House Music」は、誕生後長い間ジャンルとして世間一般的に認められていませんでした。
◆Frankie Knuckles
特定の音楽というより、1つの傾向、あるいは感覚であり、「論より証拠…とにかく現場で体験せよ。話はそこからだ。」…こんな感じの音楽でしたから。
且つ、ピークが過ぎたポスト・ディスコ・サウンドの延長だった事。更にルーツがマイノリティであった黒人ゲイの好む音楽だった事…色々な理由があったんだと自分は思ってますが…
当時シカゴのレコード店で働いていた「Irwin Larry Eberhart II」はこう言ってます。
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お客さんが皆訊いてくるんだ。Frankieがいつも「The Warehouse」でプレイしてる曲を…
で、「Warehouse Music」ってラベルを張っったらメッチャ売れたんだよ。
そのうちラベルを短縮して「House Music」にしたんだ。それがこのジャンルの名前になったんだ♪
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短縮と言っても「Ware」取っただけじゃ…そこは置いときましょう(笑)。
この後Irwin君は「Chip E」として、初期House Musicの大クラッシックを生み出します♪
それが本日の曲。
※相変わらず前置きが長くてスミマセン。
◆Chip E(もう完全なオッサン)
歌うは「K.Joy」…誰も知りませんがね。すごく良いんです。この鼻に詰まった声が…必ずしもソウルフルなボーカルを必要としない。
それも感覚なんだけどそれこそ「House Music」♪
なんて言ってるから外道扱されてたんだとシミジミ思います(笑)。
◆K.Joy
更にトラックはチープ極まりない…でもこのぶっ飛び感最高!。これも「House Music」♪
結局何が良いんだろ?
説明難しいね..これも「House Music」♪
ジャンルにしない方が良かったのかもしれないな…なんてね(笑)…ではまた~♪
Chip E – Like This [D.J. International Records:1985]