Curtis Mayfield – You’re So Good To Me [RSO:1979]

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シカゴ(米国)出身の「Curtis Mayfield:1942/06/03~1999/12/26」は1950年代後半から「The Impressions」のメンバーとして音楽活動を始め、数多くの楽曲と、多大なインパクトを音楽シーンに残した伝説的なアーティスト。


 
1970年代に入ってからソロ・アーティストとして活動を始めたMayfieldは、「Marvin Gaye」「Donny Hathaway」「Stevie Wonder」等と共に「ニュー・ソウル」と呼ばれるようになり、「The Impressions」では出来なかった事を聴かせてくれて、それがどれも非常にレベルが高いのです。
 
 
「Curtisだとまずこれだね」
「やっぱこの曲だよ」
「こっちの方が良いんじゃね?」
 
 
読んでくださる皆さんの声が、書きながら伝わって来る気がしますが、今回はソロ10枚目のアルバム「Heartbeat」に収録されている「You’re So Good To Me」を紹介させて頂きます。

「Heartbeat」はちょっとセールス的に低迷していた頃の巻き返しを成し遂げた、1970代年最後の年にリリースされました。「You’re So Good To Me」は2ndシングルとして全米R&Bチャート46位を記録したメロウ・ソウル・ナンバー。ゆったりと進行しながらも高揚感たっぷりなトラックに、Mayfieldの甘いボーカルが絡み、何とも言えないグルーヴを感じます。

 
これ程の名曲、当然R&B,HipHop界が目を付けないハズがないです。「Mary J. Blige – Be Happy:1994年」辺りが一番有名かな。モロに使ってますが、こちらも凄く良いので是非聴いて下さい♪


 
 
1990年代に入り、Mayfieldはライブ会場で照明機器落下事故に巻き込まれ半身不随となり、その後糖尿病の合併症により右脚を切断。その間、周囲の助力もありアルバム「New World Order」をリリース。もの凄い職人魂です。

また、1999年にはロックの殿堂入りを果たしましたが、授賞式には出席せず、ビデオレターでコメントを寄せ、その年の12月26日に糖尿病の合併症により死去。残念ながら「New World Order」が最後のアルバムとなりました。

ソウル・R&Bシーンを超え様々な音楽ジャンルに影響を与えた巨匠、Curtis師匠にはもっと紹介したい曲、アルバムが沢山あります。少しづつですがエントリするので、その際はまたお付き合い下さい♪
 
 
Curtis Mayfield – You’re So Good To Me [RSO:1979]