Daft Punk – Get Lucky [Columbia:2013]

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「Daft Punk」はフランス発のハウス/ディスコ/エレクトロ・ユニット(2人組)。デビューは1994年なんだけど、ずっと被り物をしてライブやPV 等に登場してたため、未だに素顔を知る人が少ないちょっと謎めいたアーティスト。


追記すると、1999年9月9日にコンピュータのバグで機材が爆発し2人は死亡。その後2人はサイボーグになり現在に至るというストーリー(設定)。

                

                
あと、「Daft Punk」と言えば映像にもこだわりや興味があり、独自の映像プロダクションを持っています。大ファンを公言する「松本零士」氏とコラボした「One More Time」の PV や映画「Electroma」の撮影でお馴染みですね。
             

                 
本曲「Get Lucky」は彼らがレーベル移籍後(2013)にリリースされた通算18枚目のシングルで、ボーカルは「Pharrell Williams」が担当!

                    

                
「Daft Punk」と「Pharrell Williams」の出会いは「Madonna」のパーティーだったと言われています。そこで意気投合した Williams が、「オレはタンバリンを叩くだけでもやるよ!」と話し「Get Lucky」への参加が決まりました。

                 
それから暫くして両者がパリで会った時、Williamsが「Nile Rodgersなムード」を音楽的に取り入れたら良いんじゃね?…的な提案をしたところ、何と既に「Daft Punk」は「Nile Rodgers」とレコーディングを行ってたそうで、Williams は下記の様に振り返っています。

                
「信じられない話しだよ! だって大西洋の反対側にいながらオレ達同じこと思ってたんだからね♪」

                  

                 
「Nile Rodgers」と言えばもう生きる伝説ですよ。自身のバンド「Chic」から「Sister Sledge」、「Diana Ross」、「Madonna」、「David Bowie」、「Duran Duran」、「Mick Jagger」…


数え切れないプロデュース。そして必ず当たる ♪


特に「David Bowie」がカルト・スターからメジャー・アーティストに、「Madonna」が世界的なセックス・シンボルに、そして「Duran Duran」のアメリカでの成功は Rodgers先生のおかげと言っても過言ではありません。

                   

                  
そんなこんなで役者が揃ったこの曲はもの凄い勢いでヒットしましたね。何と32か国以上でチャート1位を記録し、930万枚を売り上げました。ドーン♪


しかしながら音楽産業の中心、アメリカでは初のトップ10入りを果たしますが、5週連続2位という結果でした。まあ2位じゃダメだよね…本人達が一番悔しい思いをしたと思います。


で、この曲の内容は、決意表明ですね。「この娘を落とすまでは俺は帰らない!」気合入ってます(笑)。

                  
Like the legend of the phoenix
All ends with beginnings
伝説の不死鳥みたいにね
全てのことには始まりと終わりがあるんだ


What keeps the planet spinning
A force of love beginning
地球を動かしてるのは
恋が始まる瞬間のエネルギーなんだ

             

      
口説きの始まりとしてはかなり話がデカい気がしますが(笑)、言いたいことを何かに例えるのは非常に良い事なんだけど難しいですよね。
                
She’s up all night for good fun
I’m up all night to get lucky
彼女はメチャ楽しんでるから朝まで起きてる
オレだって寝ちゃいられないんだ!

                    
そりゃそうだ。先にくたばってちゃ話にならないよね。男は常に頑張んなきゃいけないんだ!その通り!


まあいづれにせよ、一応生涯一現役を自称する自分にとって非常に励みになる一曲である事は間違いありませんね(笑)。

                   

「Get Lucky」は「第56回グラミー賞:2014年」で「最優秀レコード賞」と「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」を受賞しています♪

              

ではまた~♪

                    
Daft Punk – Get Lucky [Columbia:2013]