前作「Let’s Dance：1983年」の成功から1年。相当なプレッシャーがあった中、Bowieは15枚目のアルバム「Tonight」を翌年にリリース。そこからの先行シングルが本曲「Blue Jean」。
これを皮切りにこのアルバムは見事成功を収めました。当時MTVがこの曲を推していたのもあるんだけど、日本ではある化粧品会社がCMで使用した事もあり空前の大ヒットなりました。
「Let’s Dance」によってカルト・スターからポップ・スターへと変わったBowieは、この曲のPVを「Jazzin’ for Blue Jean」という短編映画として作成しました。
内容は、ペンキ屋の男（Bowie）が気に入った女、「Blue Jean」をどうにかしたいために、彼女の好きな大スター、「Screaming Lord Byron（Bowie）」のライブに行くというストーリー。※Bowieは2役
その後、ペンキ屋がByronの楽屋に勝手に入り、「演奏後こっちへ来て。挨拶だけでも…」と頼み込んで、Byronは約束通り来るんだけど、Byronはペンキ屋を無視してその娘を連れて消えてしまう…（涙）。最後にペンキ屋が文句垂れて終わりというコメディ。
■David Bowie – Jazzin’ For Blue Jean ※約20分
一説によると「Michael Jackson – Thriller」を意識して造ったという噂もありますが、どうなんでしょうね。
2016年1月10日に他界し世界中のファンが落胆の時を過ごして1年。2017年1月8日~4月9日の間、東京でBowieのキャリアを総括した大回顧展「DAVID BOWIE is」が開催されている様です。
行ける方は私の代わりに行って感想聴かせて下さい♪ いいな東京って。
ではまた～♪
※すぐ曲聴きたい人はこちらで↓
David Bowie – Blue Jean [EMI:1984]