「Dead Or Alive（以下、DOA）」…..
日本では「ユーロビートのパイオニア」、
「バブル期音楽」の象徴的な存在として
お馴染みですが、スタートはゴシック・
パンク・バンドとして 1980年に活動を
始めたのはあまり知られていません。
「DOA」が世界的にブレイクし、先に述べ
た通り「80年代ポップス」を代表するグル
ープになったのは、しばしば当ブログに
登場する「SAW」が制作に加わった事が
最も大きな理由の一つ。
※ SAW（Stock Aitken Waterman）
80年代のポップ・ミュージック・シーン
を席捲した英国の音楽プロデューサー・
チーム。
本曲は 2ndアルバム「Youthquake」から
最後のシングル（4枚目）としてリリース。
もちろんプロデュースは「SAW」♪
「Youthquake」には「DOA」最大のヒット
曲、「You Spin Me Round」
が収録されていて、同アルバムは日本でも
かなり売れました。もちろん自分も持って
います。
このアルバム、全編を通してただ単に楽曲
が良いという事でなく、当時の最先端かつ
最高峰の音楽制作機材を使い、「Pete Bu
rns（リーダー、ボーカル）」の容姿とは
裏腹な野太いボーカルが見事にハマった
素晴らしい出来栄え♪
そしてこれらをまとめ上げたのが「SAW」。
今思っても「キング・オブ・仕事人チーム」
だと思います。
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The other night a good friend
told me
Never let my heart fall into
careless hands
ある晩、親しい友人が言ってくれたんだ
「不注意な手に心を奪われちゃダメだよ」
I said thanks that’s very nice
Appreciate your good advice
僕は「ありがとう、いいアドバイスをして
くれて感謝してる」って言ったんだ
But things don’t always go the
way that I plan
でも物事はいつも自分の思い通りには
行かないんだよね
Oh oh oh
You you you take my heart
and shake it up
You you you take my heart
and break it up
Get me to the doctor
君は僕の心を奪って揺さぶりかける
君は僕の心を奪って困らせる
医者を呼んでくれる？
My heart goes bang bang bang bang
My heart goes bang bang bang bang
僕の心が爆発しそうなんだ
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歌詞全編を読むとよく分かりますが、この
曲「You = doctor」です。好きでどうし
ようもなくなって心臓バクバクになっちゃ
ったんだけど、治せる医者は「好きな人」
だけって内容です。恋心を巧く歌った曲で
すね。
自分が某大手ディスコ・チェーンにいた頃
、この曲をラストに掛けたり、アンコール
の曲として使用した事が結構多かったな。
もしかして金沢だけかもしれませんが…
◆Pete Burns
昨年突然の訃報（2016/10/23）で、多く
のファンが悲しみと衝撃を受けました。
自分もその1人でした。遅れましたが、
改めて追悼の意を表します。
Dead Or Alive – My Heart Goes Bang (Get Me To The Doctor) [Epic:1985]
