「Dead Or Alive(DOA)」無くてはバブルは語れない…誰もそんな事言っちゃいないがこれは事実なのだ…
◆Dead Or Alive
全てがタイミングだ。これに尽きる。DOAがSAWと出会い、「You Spin Me Round (Like a Record)」で世界ブレイク。その勢いでリリースした3rdアルバム「Mad,Bad,And Dangerous To Know」は当然大ヒット♪
本国である英国(27位)と世界マーケティング・トップの米国(52位)ではイマイチだったかもしれません。だけどこの頃、日本は世界の最注目の国でした。そこのアルバム・チャートで1位(洋楽部門)となったんです。
◆Stock Aitken Waterman(SAW)
80年代を席捲した英国の音楽プロデューサーチーム。その影響力の大きさは1980年代の音楽がSAWの活動抜きでは語れない程。
本日の曲は「Mad,Bad…」からの2ndシングルで最大のヒット。しかもロングラン♪ バブル初期から弾けるまでずっと人々を躍らせ続けたスゴい曲なんです♪
◆バブル時代
バブル期とも言う。1986年12月から1991年2月までのバブル景気の事を指す。
これ、実はアルバム・バージョンは地味です。全体通してもそこまで目立った曲ではないんです。
何故そこまでヒットしたのか?…これはリミックスを手掛けた「Phil Harding」を称賛しなければいけません。HardingもSAWチームの一員です♪
◆Phil Harding
完全バブル・ユーロ・ビートに変わったサウンド、ボーカル「Pete Burns」のミステリアスさ、プラス、全体を通してゴシック調のイメージとPV、ホラー要素に恋愛を混ぜた楽曲がここまでのヒットに繋がったんだと思ます。
でも、フロア(日本)で盛り上がってた人達は、歌詞まで理解してなかったと思います…まあいいか(笑)。
「Dead Or Alive」は「Pete Burns」ありきのバンドです。あの美しさとカッコよさから放たれる野太い声とのギャップが最大の魅力なんだと思ってます。
◆Pete Burns [1959/08/05~2016/10/23]
今だから言いますが、DOAブレイク中、Burnsの髪形にしたいな…って思った日本の高校生がいました。多分世界中にいたんでしょうね。その中の1人が自分です。まあ、例えその髪型にしたところで頭髪検査でNGだし、そもそも似合いませんがね(笑)♪
Dead Or Alive – Something In My House [Epic:1986]