多種多様な民族が混在して暮らしている都市として先ず頭に浮かぶのは「人種のるつぼ:melting pot」として知られる米国 N.Y. が、日本ではお馴染みな感じはしますが、同じく世界屈指の大都市である英国 London もかなりの「るつぼ」なのはイマイチ我が国では知られていない気がします。※自分だけがそう思ってるのかもしれませんが…
今回紹介する「Des’ree」は、バルバドス出身の父と英国領ギアナ(現在のガイアナ)生まれの母の間に生まれたロンドンっ子。幼少期からレゲエ、カリプソ、ジャズ音楽等を両親から教わり、10代から作詞・作曲をし始め、1991年にシングル「FeelSo High」でデビュー。全英13位のヒットとなりました。
その後順調にリリースとヒットを重ね、彼女はそのキャリアを積み重ねて行きます。しかしながら、彼女のディスコグラフィーを振り返ると、本国である英国や米国でのNo1ヒットは、シングル、アルバムを通して未だありません。
全米チャートで80週連続でチャートインし、彼女が世界的に知られる様になった「You Gotta Be」でさえ、全英20位、全米5位なんです。無論、ヒット・チャートが全てては無いんですけどね。まあ要するに「Des’ree」は日本で言う演歌系の息の長い曲を造るアーティストなのかな?勝手にこう思ってますが。
今回聴いてもらう「Life」も息の長い1曲。日本ではテレビドラマ「to Heart 〜恋して死にたい〜」(1999年)のオープニングで使用され、日本の洋楽シングルチャートでは8週連続1位のヒットとなっています。
自分はドラマとか観ないので今これを書きながら「to Heart…」の事を今更知りました。一応ググってみましたが、「あ~あ…」と即座に思ったので、「ドラマで聴くともっと楽しめるよ」とか口が裂けても言えません。ゴメンナサイ…(笑)
では、また~♪
Des’ree – Life [Sony Soho Square:1998]