◆アマデウス・モーツァルト
[1756/01/27~1791/12/05]
オーストリアの音楽家。古典派音楽の代表であり、ハイドン、ベートーヴェンと並んでウィーン古典派三大巨匠の一人。
「そんなん知ってるわ」……そりゃそうだ。失礼しました。ではこれはどうかな…
◆Amadeus(アマデウス)[米:1984]
ブロードウェイの舞台「アマデウス」の映画化。「F. Murray Abraham」演じる「サリエリ」を中心に「Tom Hulce」演じる「モーツァルト」の物語を描き、アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、音響賞の8部門を受賞。
「それも知ってるわ」…….そうですよね。自分は観てませんが(笑)。
で、この映画を観て「モーツァルト」と同郷のアーティストが、大音楽家の生涯をラップ調で歌い込んだ曲をリリースしました。それが本日の曲♪
「そんなん知らんわ」…….では紹介します。
◆Falco
オーストリア共和国ウィーン出身。ハードロック・パンクバンドのベーシストとして音楽キャリアをスタートした後、1981年にソロアーティストとしてデビュー。[参考:Wiki]
この曲「Falco」最大のヒットです。全米1位にもなってます。アメリカでは歌詞が英語じゃないとヒットするのは非常に困難です。この曲はドイツ語と英語が混ざってますが(殆どドイツ語)、全米ポップチャート史上初のドイツ語によるNo1だった記憶があります。
※因みに故「坂本九」は1963/06/15に「スキヤキ(上を向いて歩こう)」で3週間全米1位に輝いています。日本語です♪
この曲が成功した最大の要因は、「映画:Amadeus」の後押しがあったと言われています。曲と映画は全く関係ありませんが、クラシックの偉人をパロッた痛快さとアイデア、便乗したタイミングが異例の大ヒットになったのです。
それと、オーストリア人による楽曲である事が重要です。他国のアーティストによる曲だったら、猛反発されてたんじゃないかな。ここ最重要です。
「Rock Me Amadeus」後、「Falco」に世界的なヒットはありませんでしたが、母国オーストリアでは安定した音楽活動を続け、出したアルバムは国内チャートで全て大ヒットを記録。殆どが1位となっています。
しかしながら、1996年にドミニカ共和国に移住後、1998年2月6日、「Falco」は自動車事故により死去。遺体はオーストリアのウィーン中央墓地に埋葬されています。「モーツァルト」と一緒です…….♪
Falco – Rock Me Amadeus [A&M:1985]