Foxy…1970年代に極上のファンキー&メロウな所謂「マイアミ・サウンド」をリリースしビッグ・ヒットを量産した名門 TK Records のハウス・バンドから派生したディスコ・プロジェクト。
バンド創設時は、ボーカル/ギターの Ish “Angel” Ledesma を含み、5人中4人がキューバからの移民でした。
尚、パーカッション担当 Richard Puente は、ラテン音楽界を代表するアーティスト Tito Puente の息子なのは有名。
本日の曲 Get Off は同名の2ndアルバムからの唯一のシングル、且つ、同バンド最大のヒット・チューンで、全米9位を記録!
でも、何だか不思議なのが、全米ダンス・チャート18位で、全米R&B1位…この曲を知ってる人から見たら逆なんじゃない?って思うチャート・アクション。ま、その時自分はまだ小学生だった訳ですが…
Get Off は、マイアミ→アメリカ→世界のフロアを席巻し、各国のナショナル・チャートでもヒットを記録しましたが、気になるのが日本版シングル・ジャケットに記載されてる以下の文言。
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遂にでた噂のフォクシー!
スウェイのテーマ曲
としてディスコで大ヒット!
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スウェイ…何コレ…映画?ドラマ?..ではなく、体が前後・左右・上下にスィングする動きを表現した和製英語らしいですが、その時自分は小学生だったので、詳細は分かりかねます(強調…笑)。
この曲の大ヒットは、バンド・メンバーの性的指向の影響が大きいです…つまりメンバーの多くがゲイだからこそ「ホンモノ」を発信する事が出来た…コレに尽きるんじゃないかな。
当時のLGBTに対する偏見・差別は、今と比べられない位、凄まじいものがあったと承知していますが、改めて音楽のパワーってものを認識できる曲だと思います。
ま、聴きましょうよ。
頭空っぽにして…
きっと分かるハズ♪
Get Off…かなりエロい意味で使われてます。
フオ・フオ・フオ・フオ~~~~~
↑コレだよね。
ではまた~♪
Foxy – Get Off [T.K. Records:1978]