「FPI Project」は1990年から活動を続けているイタリアのダンス・ミュージック・ユニット。
いわゆる「イタロ・ハウス」を代表するアーティストなんだけど、このジャンルにありがちなイケイケだけのハウスではない。
先ずはサンプリング。良くも悪くも「House Music」の基本。聴いただけで以下の曲が頭に思い浮かぶ。
◆Kool & The Gang – Love & Understanding [1976]
タイトルの「Everybody All Over The World」のボーカルはここから。Funk好きは世界共通なのだ。
◆The Undisputed Truth-Atomic Funk [1979]
女性ボーカルと思いきや、これもサンプリングです。曲の終わりのアカペラから。よくこんなの見つけるよね。素晴らしいセンス。Funk好きは世界共通なのだ。
◆Lyn Collins – Think (About It) [1972]
当ブログでも紹介させて頂いているスーパー・ファンク・クラシック。曲中この曲のビートがサンプリングされています。やはりFunk好きは世界共通なのだ。
「FPI Project」のサウンドはサンプリングのセンスだけではない。ストリングス系のシンセと、何だか寂しさを感じさせてくれるピアノ・リフのコンビネーションが絶妙なんです♪
これにドープなビートがプラスされ、(冒頭でも聴けますが)後半のホーンセクションで昇天します♪
かなりキテます♪
「FPI Project」はこの曲の他色々あるんだけど、本日はこの曲を聴いてもらいます。
楽しんで~♪
FPI Project – Everybody (All Over The World) [Paradise Project Records:1990]