Hazell Dean
1970年代から活動を開始。1983年に「Searchin’」が全英6位を記録する大ヒットとなり一躍時の人となりました。「Hi-NRG」というディスコ・サウンドを一般ピープルに認知させた功労者の一人は間違いなく彼女です。
そんな彼女が日本でも本格的にブレイクしたのは1984年リリースの「Whatever I Do (Wherever I Go)」でした。
邦題は「気分はハイエナジー」。ちょっと意味不明ですが(笑)、この曲は当ブログでもちょくちょく出てくる80年代の英音楽界最大のヒット・メーカー、「Stock Aitken Waterman(以下、SAW)」プロデュース。
しかもこの曲は「SAW」にとって初のメジャーヒットとなった記念すべき楽曲。ここから「SAW」の世界制覇がスタートしたと言っても過言ではありません。
ちょっと横道にそれてしまいました。「Hazell Dean」の話に戻ります。
「Turn It into Love」は元々、「Kylie Minogue」の1stアルバム、「Kylie:1988年」に収録されていた曲で、Deanがとても気に入ってSAWのリーダー、「Pete Waterman」にレコーディングを懇願し、リリースに至ったそうです。
まあ、どっちが好きかと言うと、
容姿はカイリー。
歌はヘイゼル。
こう書くと数少ない女性閲覧者が、居なくなりそうですが…
この曲は男女の友情を片方から歌ったものです。男(多分)が女の事を一方的に
好きなんだけど、それを女(多分)が
「嫉妬しないで。その気持ちを愛にかえて。私はずっとあなたの友達だから」
なんて事を歌っています…..
まあ、これはね、言われた側からしたら惨め感で満杯かな(笑)。まあ決してハッピーなラブ・ソングではないけれど、超フロア・ヒットとなりました。
日本では、「Wink」がカバーしてお馴染みですが、「西城秀樹」、「稲垣潤一」、「デーモン閣下」が歌っていることもお忘れなく~♪
ではまた~♪
Hazell Dean – Turn It into Love [EMI:1988]