Howard Jones は、1983年10月、シングル「New Song」でデビューし全英3位の大ヒットとなり、更に、「What Is Love?:全英2位」「Hide And Seek:全英12位」とヒット曲を連発。
翌1984年3月、ファースト・アルバム「Humans Lib」を発表。同アルバムは全英1位に輝きました。
当時最先端のシンセサイザーを駆使しながら、決して尖らずポップで親しみやすいサウンドを作り出し、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの波に乗って世界中で人気をひろげました。
本曲は1985年にリリースされた2ndアルバム「Dream Into Action」からの先行シングルでアメリカでも大ヒット。
全英6位、全米5位を記録し一躍彼は英米両国で最注目のミージュシャンとなり、その年Jonesは20世紀最大のチャリティー・コンサート「LIVE AID」に参加し、ローリング・ストーン誌の1986年度のベスト・キーボード・プレーヤーに選出されました。
LIVE AIDは当時私の地元でも断片的に中継されてはいましたが、あの頃私はMadonnaに入れ込んでいたため、Howard Jonesに気づいてません(笑)。多分こっちでは彼のパフォーマンスは中継されていなかったはず。
LIVE AIDは今思い出しても凄いコンサートでしたね。ま、これについてはいつかエントリしますね。
Jonesはこの辺りがピークで人気が下降します。そして1993年のベスト・アルバム「Best Of Howard Jones」の発売後にメジャー契約が打ち切られ、ショックのあまり仏教徒に改宗、某学会インタナショナルのメンバーとなっています。今はどうか知らないけど。
Jonesは現在も地道に音楽活動は続けていて、定期的に来日しライブ、コンサートをこなしています。うれしい限りです。
いつのまにか彼も61歳。まだまだこれからですね。益々のご活躍をお祈りいたします
Howard Jones – Things Can Only Get Better [WEA:1985]