「Jazz」の即興を意味する「Jam Session」と、北米の先住民族・「イロコイ族:Iroquai」に因んで名づけられた「Jamiroquai」は「When You Gonna Learn」と共にイギリスのクラブ・シーンに突如登場し、強烈なインパクトをもたらしました。
当時イギリスのクラブ・シーンでは「Acid Jazz」が大きなムーブメントとなっていて、「Jamiroquai」の登場はその勢いに拍車をかけ「Acid Jazz」が世界的に広がった要因の一つとなったと私は思っています。
「Jamiroquai」の登場は音楽事業会社にもインパクトを与えました。たった1曲、「When You Gonna Learn」の成功で、「Jamiroquai」は新人でありながら異例の契約となるアルバム8作を「Sony Music」と結びました。
その後の「Jamiroquai」の活躍は説明する必要はありませんね。
因みに「Jamiroquai」はボーカルの「JK」こと「Jason Kay」のソロ・プロジェクトではなく、一応バンド形態をとなってますが、ほぼ程「JK」のソロユニットなのはお馴染みですね。
20世紀最後の大物と言われ、「グラミー賞」「MTV Video Music Awards」等数々の賞を受賞した「Jamiroquai」は現在「Universal Music」に所属しています。早く次の作品が聴きたいでね。
Jamiroquai – When You Gonna Learn [Acid Jazz:1992]