Jane Child – Don’t Wanna Fall In Love [Warner:1989]

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昭和天皇が崩御(1989/01/07)し、昭和から平成に改元され「激動の昭和」という言葉が先ず浮かぶこの年「1989」。その他「消費税施行(3%)」、日経平均株価が史上最高値を記録(38,957円44銭)し、バブル崩壊前夜となった年末。


世界的には、「天安門事件」勃発、「ベルリンの壁崩壊」、「マルタ会談(東西冷戦終結)」、「ルーマニア革命」等、かなり色んな事がこの年に起こってたわけなんだけど、若造だった私にはイマイチ実感が無かったんでしょうね。

               
で、そんな慌ただしい世間とは裏腹に音楽業界は良くも悪くもマイペース。自分も好きな事して好きな音楽に日々没頭する毎日を過ごしていたわけなんですが、そんなある日出会ったのがこの人の曲。

                   

               
カナダの音楽一家に生まれた「Jane Child」は、父親にバイオリン、母親にボイス・トレーニングを日々教わり、ロックとは無縁の生活を送っていましたが、いつしか芽生えた自身の音楽の夢を叶えるため、学校を中退し、バンドを結成。

遂に本曲、「Don’t Wanna Fall In Love」でデビューしたのです。

              
売れたね~この曲。メロディもいいし、いい音出してるし、パッと見パンクな姉さんかと思わせる鼻と耳を繋ぐピアスと髪型が話題になりましたね。


しかしながらこの方はかなりの実力派アーティスト。曲作りからプロデュースまで全部自分でやっちゃってるんです。しかもデビュー作で!

                   
「Prince」の再来と言われていたのも納得できます。ただね…。これ程の才能があるのに「一発屋」として名を残しているのは非常に勿体ないですね。

                    
今後この曲を超えるリリースを是非期待したいと思います。

ではまた~♪

                    
Jane Child – Don’t Wanna Fall In Love [Warner:1989]