Jellybean – Sidewalk Talk [EMI:1984]

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Jellybean…

食べ物(お菓子)ではありません。
Androidのバージョン(4.3)でもありません(笑)。

日本ではなぜかほぼ無名ですが、1970年~1980年のダンス・ミュージック・シーンを牽引した最重要人物の1人…それが

John “Jellybean” Benitez

通称「Jellybean」なのです。

1957年に生まれ、幼少期をN.Y.で過ごした彼は、十代の頃からダンス・ミュージックに夢中になり、プロDJとして様々なディスコ・クラブを渡り歩き、当時N.Y.で超人気のクラブ「Paradise Garage」、「Studio54」等と並び人気だった「Funhouse」のレジデントDJを務める程に成長しました。

その後、レコード会社の関係者やアーティスト等との関係が親密になり、プロデューサー・リミキサーとしての才能を開花します。

Jellybean が現れる前からDJの枠を超えてプロデューサー・リミキサーとして名をはせた人は確かに存在します。

Larry Levan

Arthur Baker

Shep Pettibone

Frankie Knuckles…等々…

しかしながらDJ上がりのプロデューサー・リミキサーとしてメジャー・アーティストと関わり成功した第一人者は間違いなく Jellybean だと自分は断言します。

当時のダンス・ミュージック系のアーティストや、リミックスされた12インチ・シングルを見て下さい。必ずと言っていい程「John “Jellybean” Benitez」のクレジットを確認出来ます。

A-ha

The Bangles

Billy Joel

Cher

David Bowie

Denise Williams

Donna Summer

Fleetwood Mac

Hall & Oates

Huey Lewis and the News

Irene Cara

Paul McCartney

Talking Heads

USA for Africa

Whitney Houston…

他にもありすぎて書き切れない!!!
凄すぎます!

でもね…Jellybean の最高傑作はやはり

Madonna

これに尽きます!

ま、 Jellybean は Madonna の元カレでして、当然 Jellybean は Madonna の音楽にも関わってます。

1stアルバム Madonna の複数曲を手掛け、リミックスを担当。この蜜月関係は彼女を世界的に有名にした、Like A Virgin まで続きます。

当然ですが Jellybean は自身の音楽をプロデュースしています。

Madonna の1st後、彼は自身の1stアルバム「Wotupsk:1984年」を
リリース。ガールフレンド(当時)だった Madonna が2曲目のシングル
「Sidewalk Talk」を作曲し歌いました。

この組み合わせは大当たりし全米ダンス・チャート1位を記録。当時の流行であったフリー・スタイル・ディスコと Jellybean のラテンの血が、Madonna のキャッチーなボーカルと見事にマッチ。

Jellybeanトがトラック・メイカーとしての地位を確立した曲の1つなんです♪

ま、改めて考えてみるとこの2人はどちらかというと Jellybea の方が夢中だった様な気がします。Madonna も彼の事を好きだったと思いますが、Madonna のStep(踏み台)だったのかな?

でも Jellybean の功績はホントに凄いんですよ♪

ではまた~♪

Jellybean ‎– Sidewalk Talk [EMI:1984]