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「John Waite」は英国出身のアーティスト。
1970年代半ばに活躍した英国のロック・バンド、
「The Babys」、「Bad English」のボーカルを
努め1982年にソロ・デビュー。
しかしながらデビュー作「Ignition」は、本国
イギリスではサッパリ売れず、アメリカでは
何とかチャート・インする程度でした。
※でも68位は全くダメとは言えないです。
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そんな中 Waite はその頃、個人的な問題で悩み
解決に苦しんでいました。そしてその時の気持ちを
綴ったのが「Missing You」なんだそうです。
Waite はこう語っています。
「この歌は当時の自分を最もよく説明してるんだ。
自分の考えている事、それは自分で認めたく無い
事なんだ。もしそれを認めちゃったら自分は崩壊
してしまうよ…」
「男は単純、女は複雑」なんて言いますけど、ま、
確かにその通りですよ(笑)。でもこの曲から伝わ
ってくる Waite の気持ちには共感します。
会いたくても会えない…その想いを「会いたくな
んかない!」と無理して切実に歌っています。
ちょっと弱気なロック・ミュージシャンです♪
PV は歌詞に即した内容になってる様です。
遠距離恋愛となってしまい、電話でしか日々話せ
ず、直接会うことが出来ない彼女に対する想いと
必死に闘っています。
※彼女は自分の夢を追い彼の元を去った様です。
まあ、多かれ少なかれ、誰だってこんなケースに出
くわす事あるんでしょう。「で、お前はどうなんだ」
って声が聴こえてきそうですが、自分だと無抵抗
に「会いたいです(キッパリ)」とか言いそう。
その人がその辺にいてもね(笑)。
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Ain’t missing you, I ain’t missing you
I ain’t missing you, I can lie to myself
君のことなんか恋しくない、恋しくなんかないんだ
君のことなんか恋しくない!
僕は自分に嘘ついてる…
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「Missing You」は 1984/09/22 に全米1位となり、
その後「Tina Turner」「Rod Stewart」等が
カバーし、名曲として受け継がれています♪
John Waite – Missing You [EMI:1984]
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