タイトルから察する通り…ってかそのままなんだけど(笑)、この曲はいわゆるパーティー・チューンで、当時のアンダーグラウンド(死語)・クラブ・シーンのピーク・タイムではマスト・アイテムでした。
まだ「House Musicって何じゃ?」ってな感じで、シーンに直接関わることのないN.Y.やシカゴ(ハウス発祥の地)の音楽好きでもそう思う時代。
それを海外から模索している自分達の様なDJや、アンテナを張り巡らしていたクラブ・ミュージック・フリークにとってはかなりぶっ飛んだ(ホメ言葉)曲だった記憶があります。
The Party がアングラを超えて売れた大きな要因の一つが Big Beat 創始者 Craig Kallman の功績です。
DJ/ビジネスマンである Kallman はこの曲を売るため、当時父親の車のトランクに The Party のレコードを積め込んで全米を行脚し米国中にシングルを配布。加えて欧州他世界各国で The Party をライセンスした事で何と25万枚以上を売り上げたのです♪
そのお陰なのかな
日本じゃ殆どプレイされてなかったと思いますが、Kallman の努力により The Party は全世界のクラブ・アンセムとなりました。
因みに Kallman は、大手 Atlantic RecordsのCEOを1991年から務めています。
さてこの曲…ボーカルのサンプリングにより、様々な楽曲や、現場(クラブ・ディスコ)のサンプリング・マシーンの鍵盤プッシュ(笑)によって、実はかなりお馴染みなんです♪
Hey DJ
Give Me a Fat Beat
Now Quickly
Somebody, Quick
等…
文字じゃ分かりづらいんだけど、聴けば納得するハズです。クラブ・ミュージック好きでなくてもね…間違いない(古い)♪
しかしながら、一番繰り返されるこのフレーズに自分としては諦聴してもらいたい♪
You all want this party started, right?
訳す必要ないよね。
Have a Nice f*ckin’ Weekend !!!
Kraze – The Party [Big Beat:1988]