Kylie Minogue – Come Into My World [Parlophone:2002]

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自分が「Kylie Minogue」をリスペクトする理由の
一つがいわゆる「PWL」からの脱却→復活…と
2016/05/03 のエントリで書きましたが、今でも
その思いは変わっていません。
「PWL」はそれ程のインパクト(政治的な力では
ないですよ)を世界中、また、アーティスト本人に
与えていました。
たまに「小室 哲哉」氏と比較する方もいるよう
ですが、これは小室氏にとってかなり迷惑だったに
違いないです。なんせ格が違いすぎるから…。
※ PWL
80年代のポップ・ミュージック・シーンを席捲
した英国の音楽プロデューサー・チーム、
「Stock Aitken Waterman(頭文字を取ってSAW)」
が主宰するレーベル。
「Rick Astley」「Bananarama」「Dead or Alive」
「Hazell Dean」等、数多くのアーティストを
世界に送り出した「超」仕事人チーム。
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例外なく「PWL」を「卒業」したアーティストは皆
その後のリリースで苦労します。Minogue だって
例外じゃありません。
で、自分はずっと思ってました。Minogue はかなり
の美人です。何でそれを武器にしないの?って。
幼いころから俳優として活躍し、アイドルでも
あった訳なので、色んなしがらみや葛藤があった
と勝手に推測していますがね。
でも彼女はやってくれましたね(胸アツ♡)。
2001年に世界一の売り上げを記録したシングル、
「Can’t Get You Out of My Head」を含む8枚目の
アルバム「Fever」で見事復活を成し遂げたのです。
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本曲「Come Into My World」はこのアルバムからの
4枚目のシングルで、自身初のグラミー賞、
「Best Dance Recording 部門」を受賞した
記念すべき楽曲♪
元々歌唱力はあるんです。よく「Sex Symbol」と
して比較される「Madonna」と比べても、声域は上
だし、Kylie の方が美人だし(個人的な思いです)
、後もう一歩だったんです。やっと報われた思いで
、自分はグラミー賞受賞を喜んだ記憶があります。
——————————————–
Come, come, come into my world
Won’t you lift me up, up, high upon your love
来て…私の所(世界)へ…
あなたの愛で、天にも昇る心地にさせて…
Take these arms that were made for lovin’
And this heart that will beat for two
Take these eyes that were meant for watching
over you
この腕はあなたを愛するため、
胸の鼓動は2人のため、
そしてこの眼はあなたを見守るため…
And I’ve been such a long time waiting
For someone I call call my own
ずっと待ってたのよ
あたしのモノって言える人が現れるのを
I’ve been chasing the life I’m dreaming
Now I’m home
ずっと夢見てた想いへたどり着けた
I need your love Like night needs morning
あなたの愛が必要なの 夜が朝を求めるように
Come, come, come into my world
Won’t you lift me up, up, high upon your love
来て…私の所(世界)へ…
あなたの愛で、天にも昇る心地にさせて…
——————————————–
Kylie に、こんな風に言われたら(そんな事は絶対
無いけど)世の男どもは皆 笑点 昇天しちゃうで
しょうね(笑)。
それとこの曲は PV にも注目して頂きたいです。
フランスの映画監督「Michel Gondry」によって
撮られた PV は、パリの街中をぐるぐると歩く
Kylie がだんだんと増えていく(街中に存在する
人々も同じように増殖していく)ストーリー。
その斬新な内容と撮影手法が高い評価を得て、
楽曲のヒットに大きく貢献しています。
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まあ、いづれにせよ Kylie は KAWAII 訳ですよ♪

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