Laid Back はデンマーク出身のNew Waveユニット。
コンビは1979年に結成され「Maybe I’m Crazy 」で母国デンマークで1位、「Sunshine Reggae」では 世界19カ国でNo1のシングルとなり、本国のみならず世界中で人気を博します。
では、ポップ・ミュージックの本場、アメリカではどうだったかって?
ま、どちらかと言えば無反応。
スルーされた訳です…残念。
しかしながら、世の中何が起こるか分かんない。
米国で「Sunshine Reggae」のB面(死語)に収録された本曲「White Horse」がクラブで火がついて、全米ダンス・チャート1位、全米R&Bチャート5位、全米26位の大ヒットとなったのです♪
「White Horse」は、ホワイト・レゲエの大名曲と言われる「Sunshine Reggae」とは全く音のベクトルが異次元の「変態エレクトロ・ファンク」です。
分かってる人にはお馴染みですが、White Horse = ヘ●イン の隠語です。
で、White Pony(子馬)はコ●インを意味しています。
つまり、ヘロするならコカしろよ…
そんな感じかな…
Rolling Stone誌曰く、「史上最も説得力のない反ドラッグ・ソング」も何だか説得力あるな…
Whichever…どっちもどっちだ。
If you wanna ride
Don’t ride the white horse
If you wanna ride
Don’t ride the white horse
White horse
Don’t ride the white horse
White horse
Don’t ride the white horse
(If you wanna be rich)
You got to be a bitch
(If you wanna be rich)
You got to be a bitch
If you wanna ride
Ride the white pony
Ride, ride the white pony
White pony, white pony
rich が bitch に変わって行くんだけど、PVでは bitch が消されています。仕方ない…PVもヘンテコ(誉め言葉)ですがね。
因みに12インチ・ロング・バージョンでは「bitch」連発です。「you bitch」とか言われます(笑)。
いづれにせよ最上級の変態チューンである事は間違いないのだが、変態が多く集うダンス・フロアでは相変わらず盛り上がる1曲なんです(笑)。
Laid Back – White Horse [Medley Records:1983]