Lalah Hathaway, Pharrell Williams – Surrender [Columbia:2016]

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映画っていいね

良いと言いつつ中々映画館へ足を運ばない自分に「映画館で観てナンボですよ、映画は」と諭してくれた映画先生のお陰もあってか、昨年以降、例年とは比較にならない位、自分はスクリーン前で映画を観る様になりました。

今日の曲は去年観た映画の中で最もお気に入りの映画の1つ「Hidden Figures(邦題:ドリーム)」の挿入歌。素晴らしい作品なので観た人は多いと思うけど、一応作品紹介をさせて頂きます。
 
 
◆「Hidden Figures(邦題:ドリーム)」

1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を影で支えた、NASAの3人の黒人系女性スタッフ、キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ボーン、メアリー・ジャクソンの知られざる物語を描いたドラマ。

白人男性ばかりの職場で劣悪な環境の中、3人は仕事と家庭を両立させ国家の一大プロジェクトに貢献するために、自らの手で新たな扉を開いていく彼女達を通して勇気と感動を与えてくれるストーリー。※史実との相違点も多いと言われますがそこは多めに見て下さい。
 

 
この映画、自分が言うのも何ですが絶対観るべき作品です。特に上司のアル・ハリソン役を演じる「Kevin Costner」に惹かれました。割と無口なんだけど、曲がった事が嫌いでNASAから人種差別を撤廃しようとする姿がとても印象的。
 

Costnerってこんな役ハマりますね。こんな役しか出来ないって声も有りますが(笑)…でも本当に良い演技です。

しかしながら、この役を日本人が演じる場合、「誰がいいかな…」って議論を映画先生とした時、「佐藤浩市」と「役所広司」しか出なかった日本映画に何だか残念な気持ちになりました。
 
 
では、音楽の話に…ここは「Pharrell Williams」が全編プロデュース。60年代から70年代を感じるファンキーな曲から今の音まで網羅してくれています。このセンスって本当にスゴイね。凄すぎます。サウンド・トラックはWilliamsプラスMary J. Blige、Alicia Keys等のスーパースター達とのコラボでガッチリ固めています。

今日の曲(やっと)は「Donny Hathaway」の娘でグラミー授賞シンガーとしても周知の「Lalah Hathaway」がフィーチャーされた楽曲。

◆Donny Hathaway
米国のミュージシャン、シンガーソングライター。 「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第49位。

◆Lalah Hathaway

力強くて、何だか優しく、とても丁寧に歌ってくれてます。劇中でも効果的に使用されエンドロールでも聴く事が出来ます。最高ですね。映画を思い出しながら込み上げてくるモノがあります。
 

繰り返しになるけど、やっぱ映画は映画館で観るべきです。でも映像・音…そして居心地等、欠かせない要素が多いです。ちょっとこだわって観に行くのも良いんじゃないかな。地方じゃあまり選択肢ありませんが、ここは「Surrender(降伏)」したくないな(笑)。
 
 
Lalah Hathaway, Pharrell Williams – Surrender [Columbia:2016]