Madonna – Into The Groove [Sire:1985]

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「Like A Virgn:1984年」で世界的な歌手として大成功を果たした「Madonna」にとって、次のステップは、俳優として成功する事でした。

下積み時代に出演した成人映画は置いといて、デビュー後「Madonna」は映画「Vision Quest~青春の賭け:1985年」でパブのシンガーとして出演。「Crazy For You(全米1位)」「Gambler」を歌い一応銀幕デビューを果たします。

Vision Quest~青春の賭け(字幕版プレビュー)【02:25】

そしてこの映画の直後、彼女出演の映画「Desperately Seeking Susan:1985年」が公開されました。因みに邦題は、「マドンナのスーザンを探して」となってますが、マドンナは主演ではなく、出番も少ないです。

しかも、現代の妖精”マドンナ”待望の第1回主演作品という偽りのキャッチフレーズが….ブームに乗っかって観せようとする必死さが伝わってきますね。JAROって何じゃろ(笑)。

今回聴いてもらう「Into The Groove」は、この映画の挿入歌で今でも人気の高い素晴らしいダンス・チューン♪世界中で大ヒットしました。

実はこの曲、本国アメリカではシングルとしてリリースされませんでした。しかしながら当時のBillboard誌とは集計方法が違った、Radio & Records誌(2009年廃刊)以下R&R誌」のチャートではTop10入りを果たします。

自分はR&R誌のチャートを元にアメリカのヒットチャートを紹介していた番組、
「ベストヒットUSA」によってこの曲を知り、レコード屋へ向かったのを今でもよく憶えています。

ついでにもう一つ。スタイルや衣服などをまねて、憧れの有名人やアイドルになりきっている熱烈なファンの事を指す「Wannabe:ワナビー」というイングリッシュを当時知りました。

この頃「Madonna Wannabes」が世界中に出現して社会現象となったからです。まあ、熱烈なファンは今も昔もいますけどね。

余談ですが私も当時2人のWannabeでした。一人は「Michael Jackson」で、もう一人が「ジャッキー・チェン」だったのはナイショです(笑)。

ではまた~♪

Madonna – Into The Groove [Sire:1985]