「Manu Dibango」はカメルーン出身のアーティスト(サックス奏者)。1960年代にカメルーンからパリに渡り、本格的にミュージシャンとして活動しています。
◆Manu Dibango
本日の曲「Soul Makossa」はDibangoの代表作であり、アフロ・ファンクの傑作中の傑作♪
この曲、フランスのマイナー・レーベルから発売され、同国でもそれ程注目されていなかった楽曲でしたが、1人のDJにより全米大ヒットとなります。
その方はN.Y.クラブカルチャーの立役者「David Mancuso」♪
Mancusoは「The Loft」と言われる会員制のプライベート・パーティーを自宅で主宰していました。
ある日彼が欧州へ旅行に行った時、レコード屋で「Soul Makossa」が入った同名アルバムを見つけ「The Loft」でプレイするようになります。
それを聴いたN.Y.のFMラジオ・パーソナリティ「Frankie Crocker」が何度もオンエアし、ヘビー・ローテーション♪
◆Frankie Crocker
するとN.Y.中で大反響を呼び、輸入盤(フランス)は売れまくり何処のレコード店でも在庫切れ。
そのうち、色んなミュージシャンが「Soul Makossa」をカバーし始め、それに気付いた大手レーベル「Atlantic(米国)」が「Fiesta(フランス)」と契約し、全米リリースとなったんです♪
偶然が偶然を呼ぶ
ホントにあるんだな
確認出来ていませんが、「Soul Makossa」は演奏者の異なる9つのバージョンが同時に全米チャートにランクインしてた…
元々カメルーンのサッカーチームの練習曲として出したのが始まり…とか
色んな噂がありますが、音楽史に燦然と輝く楽曲である事は間違いないのです♪
宝くじ当たんないかな…
偶然に(笑)♪