Massive Attack – Unfinished Sympathy [Wild Bunch Records:1991]

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「Massive Attack」は1988年に結成され、Hip Hop、Reggae、Jazz、Soul、Rock…等色んなサウンドをミックスし、ダークなメロディと重いリズムを擁し「Trip Hop」の創始者として名高い音楽ユニット。

◆Massive Attack

「Massive Attack」がブリストル(英国)出身なので「Bristol Sound」とも呼ばれる「Trip Hop」は、同バンドの「Blue Lines」が最初のアルバムと言われています。

◆Blue Lines

   
  
「Unfinished Sympathy」は2枚目のシングルとしてリリースされ全英13位を記録。

まずまずのヒットですが、この曲はある拘りと、英国政府からの意向を受けバンド名を替えてリリースされました。
    
        
先ずは拘り…

当初「Unfinished Sympathy」のストリングス・パートはシンセを使用し録音されました。が、皆納得が行かず、本物のオーケストラを呼んで再録音!

でも予算がない…

どうする?

よし、車を売ろう!
全員一致 問題解決♪

        
       
そして英国政府からの意向って…

「Unfinished Sympathy」リリース当時、世界は湾岸戦争の真っただ中で英国も参加していました。

あらゆるものに敏感になっていた英国政府の意向で「Attack」と言う単語が使用不可となり、この曲のアーティスト名は「Massive」としてリリースされたのです。
          
        
音も、背景も暗い…それが「Massive Attack」なのかな。
     
         
でも聴いて下さいよ、この浮遊感と癒され感。これに「Shara Nelson」のボーカルがパーフェクト・マッチ。何回聴いても飽きませんな。後半のストリングス…最高です♪

◆Shara Nelson

       
         
Massive Attack – Unfinished Sympathy [Wild Bunch Records:1991]

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